北海道の冬道を安全に運転できるかどうか。
必要なのは、路面状況を正しく予測する「知識」と、万が一のトラブルに対応できる「装備」です。
ニュースで見るスリップ事故やホワイトアウトの映像は、誰の身にも起こり得ます。
しかし、地元民が事故を起こさずに走れるのは、危険な場所を本能的に避け、適切な道具を車に積んでいるからです。
逆に言えば、正しい準備さえ整えれば、雪道に不慣れでも過度に恐れる必要はありません。
この記事では、車のプロの視点から、あなたの命と愛車を守るための具体的なノウハウと、トランクに積んでおくべき必須アイテムを解説します。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
監修者
(株)STAY GOLD:Garage Red Line 代表 久保田 将平

Garage Red Line創業者。幼少期から車に親しみ、板金・カスタムの現場で技術を磨く。
2018年に独立し、現在は自社で多様なカスタム・整備に対応。TRY-XやXCT-Dualをはじめとしたレース・クロカン優勝経験を活かし、実践的な知識で監修を担当。
現在もドライバーとして活動している。
久保田 将平
この記事を書いた人
記事ディレクター/ライター/フォトグラファー・清水

カメラの専門学校で撮影技術と作品制作を学んだのち、車業回で勤務しながらアウトドア撮影を中心に活動。
現在はGarage Red Line Styleをはじめとしたさまざまな媒体で執筆。
初心者にも伝わる構成づくり・検索意図設計・文章作成を活かし、企画・構成・執筆・改善まで一貫して担当している。
清水
【心構え編】北海道の冬道の注目ポイント

「ブラックアイスバーン」と「濡れたアスファルト」の見分け方
冬道で最も恐ろしいのが、アスファルトが見えているのに凍っている「ブラックアイスバーン」です。
一見すると「ただ濡れているだけ」に見えるため、油断してスピードを出してしまい、大事故につながるケースが後を絶ちません。
両者を見分ける最大のポイントは、以下です。
- 「濡れた路面」
- 光が乱反射し、全体的にぼんやりと黒く光ります。
- タイヤが通る時の「シャー」という水切り音が聞こえます。
- 「ブラックアイスバーン」
- 路面が鏡のようになり、対向車のライトや信号機の光がくっきりと映り込みます。
- ロードノイズが静かになり、「スーッ」と滑るような感覚があります。
目視だけで判断するのが難しい時は、後続車がいない直線道路で「軽くブレーキを踏んでみる」のが確実です。
そこで「ABS(ガガガッという振動)」が作動したり、タイヤが滑る感覚があれば、そこは完全に氷の上です。
すぐに減速体制に入りましょう。
「止まれない」前提で走る車間距離の目安
雪道でブレーキをかけてから車が完全に停止するまでの距離は、乾燥した路面の3倍以上(アイスバーンでは8〜10倍)伸びると言われています。
「前の車が急ブレーキを踏んだら、今の距離で確実に止まれるか?」 常にこの問いを自分に投げかけながら運転してください。
北海道では「車間を開けすぎかな?」と思うくらいが正解です。
- 普段の感覚を捨てる: 乾いた路面の倍以上の距離を取る。
- 割り込みは「どうぞ」の精神: 車間を開けると割り込まれますが、安全マージンだと思って譲る余裕を持つ。
- 信号待ち: 後ろからの追突(玉突き)を避けるため、停止時も前の車と少し距離を開けておく。
車間距離が掴みにくい時は「4秒ルール」を使いましょう。
前の車が電柱などの目印を通過してから、自分がそこを通るまで「1、2、3、4」とゆっくり数えます。
冬場は4秒数えることで十分な距離を確保できます。
危険なのは「交差点」と「橋の上」
特定の場所で突然車の挙動が乱れるのが冬道の怖さです。
特に警戒すべきは以下の二箇所です。
- 交差点(ミラーバーン): 多くの車が発進と停止を繰り返すことで、雪がタイヤで磨き上げられ、鏡のようにツルツルになっています。特に停止線の手前はスケートリンク状態。赤信号が見えたら、かなり手前から減速を始めましょう。
- 橋の上・陸橋: 地面からの地熱が伝わらないため、風で上下から冷やされ、他の道路がただ濡れているだけでも、ここだけ凍結していることが頻繁にあります。
長い橋の上では「速度を一定に保つ」ことが重要です。
氷の上で急にアクセルを離すと、エンジンブレーキが強くかかりすぎてスリップのきっかけになることがあります。
アクセルを「踏み増しもせず、戻しもしない」一定の状態を維持し、ふんわりと走り抜けましょう。
【装備編】トランクに入れておくべき「冬の三種の神器」

スコップ(折りたたみ可)
スタックして動けなくなり、脱出を試みる際に重要なのが「タイヤ周辺の雪を掘ること」です。
また、長時間駐車した後に車を出す際に進行方向を除雪する際にも役立ちます。
選ぶ基準は「収納性」と「強度」です。
車載スペースを圧迫しない「折りたたみ式」や「伸縮式」が便利ですが、素材選びには注意が必要です。
スコップは「後部座席から一番取りやすいところ」に置いてください。
トランクが開けにくい状況や、後ろが雪壁になっている状況に取り出せないと肝心な時に使用できません。
常に「すぐ手が届く場所」がスコップの定位置です。
脱出用ラダー(スノーヘルパー)
スノーヘルパーは、タイヤが空転してどうしても動かない時、タイヤと雪の間に差し込んでグリップ力を回復させるプラスチック製の「板」です。
北海道のカー用品店やホームセンターでは、冬の必須アイテムとして必ず売られています。
仕組みは単純ですが効果は絶大です。
価格も千円〜数千円程度と手頃なので、万が一の保険として積んでおきましょう。
使用時は「周囲の安全確認」を徹底してください!。
タイヤが回転する勢いで、ラダーが後方へ猛スピードで弾き飛ばされることがあります。
後ろに人が立っていると大怪我に繋がるため、誰もいないことを確認してから、ゆっくりとアクセルを踏むのが鉄則です。
けん引ロープ
スコップやヘルパーでも動けない場合、通りがかった車や友人に引き上げてもらうための「命綱」です。
スタックした車を見かけて助けようとしてくれる親切なドライバーも多いですが、その人が必ずしもロープを持っているとは限りません。
「助けてもらうための準備」として、自分が持っておくのがマナーです。
「牽引フック」の場所と使い方を、晴れている日に確認しておきましょう!
近年の普通車は「バンパーにある四角いカバーを外し、車載工具のフックをねじ込む」タイプが主流です。
雪の中で説明書を探さなくて済むよう、一度練習しておくと安心です。
| 商品名 | のびのびけん引ロープ 6.3t RP-6T |
|---|---|
| メーカー | 大自工業(Meltec) |
| 耐荷重 | 総重量3t |
| 破断張力 | 約6.3t |
| 安全張力 | 記載なし |
| タイプ | 伸縮タイプ |
| 収縮時サイズ | 約2m |
| 伸張時サイズ | 約4m |
| 対象車両総重量 | 総重量3t |
| その他 | 白旗付き |
けん引ロープの使い方に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

【実践編】スタックした時の脱出マニュアル
焦ってアクセル全開は絶対NG

スタックした際、焦ってアクセルを強く踏み込むのは逆効果です。
タイヤが空転して雪を掘り進めてしまい、さらに深く埋まってしまう原因になります。
そこで活用したいのが、AT(オートマチック)車特有の「クリープ現象」です。
ブレーキから足を離すと、アクセルを踏まなくても車がゆっくりと動き出す力を利用しましょう。
ゆっくりとした回転は、雪を掘らずに「踏み固める」効果があるため、タイヤがグリップ力を取り戻しやすくなります。
「車の揺さぶり」で脱出する

走行中にスタックした場合、タイヤが空転して雪を掘り、タイヤ自身が「すり鉢状のくぼみ」に落ち込んでしまっているケースが大半です。
このくぼみから脱出するには、ただアクセルを踏むだけでは再び空転してしまいます。
そこで、車を前後に動かして「揺れ」を作り、その勢いを利用して、タイヤが作ったくぼみの縁(ふち)を一気に乗り越える動作が必要です。
AT(オートマチック)車で行う際は、トランスミッションへの負担を減らすため、以下の手順で操作を行います。
- D(ドライブ)に入れ、少しだけアクセルを踏んで前進します。
- 車が止まりかけたら、すぐにブレーキを踏んで完全に停止させます。
- R(リバース)にギアを切り替えます。
- 少しだけアクセルを踏んで後退します。
- 車が止まりかけたら、再びブレーキで停止し、Dに入れます。
この動作をリズミカルに繰り返し、車の揺れ幅が最大になったタイミングで、進行方向へ少し強めにアクセルを踏み込みましょう。
車は1cmでも動けば脱出可能と言われています。
落ち着いて1つ1つ手順を踏めば、多くの場合で脱出が可能です。
焦ると車が動いている最中にギアを変えてしまいがちですが、トランスミッション(変速機)内部に致命的なダメージを与える原因となります。
慣れないうちは「動く→ブレーキで停止→ギアチェンジ」という基本動作を確実に守り、リズムよく行うことを意識してください。
命を守るために:マフラー周りの除雪

車の後方に回り、マフラーの排気口が雪で塞がれていないかを確認し、もし塞がれている場合は周辺を除雪することをおすすめします。
なぜなら、排気口が塞がれると、行き場を失った排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を引き起こす危険性が極めて高いからです。
特に、バックで雪山に突っ込んで埋まった場合などは注意が必要です。
同乗者がいる場合は車外の安全な場所に避難してもらうか、難しい場合はこまめな換気と、マフラー周りのクリアランス確保を徹底しましょう。
スタックしてしまった場合の脱出方法は以下の記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

【生活編】移住者が知っておくべき「冬の常識」

毎朝の「雪かき時間」を見積もる
北海道の冬、特に移住したての方が一番驚くのが「朝の時間のなさ」です。
夏なら「起きて・準備をして・出発」で済みますが、冬はここに「車の雪下ろし」や「除雪」という作業が加わります。
車の上に積もった雪を落とし、ガラスの氷が溶けるまで暖気運転をする。
これだけで最低5分〜10分はかかります。
また、夜間に道路の除雪車が入った日は要注意。
家の前や駐車場の出口に、硬くて重い雪の塊が残ってしまっている場合があり、車を出す前にこれを片付けるのに汗だくになることも珍しくありません。
冬の朝の必須ルーティン
- 起床直後: カーテンを開けて積雪量をチェック。
- 出発30分前: いつもより30分前倒して行動開始。
- 移動時間: 路面が悪く渋滞もしやすいため、Googleマップの表示時間より「プラス15分〜20分」余裕を持つ。
「エンジンスターター」は、北海道では贅沢品ではなく「必需品」です!
家の中からリモコンでエンジンを始動できるこの装置があれば、出発前に車内を暖め、ガラスの氷を溶かしておけます。
後付けも可能なので、雪国暮らしを始めるなら最優先で取り付けたい装備の一つです。
ガレージレッドラインではエンジンスターターの取り付けもお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
給油は「半分減ったら満タン」にする
北海道の冬道では、移動するためだけでなく、停車中に暖を取るためにもガソリンが必要になります。
悪天候による通行止めや、事故渋滞で長時間車内に閉じ込められるリスクを考慮し、冬場は「半分減ったら給油」する習慣をつけると安心です。
早めの給油をおすすめする理由
- 暖房の確保: 万が一立ち往生した際、ガス欠になるとエンジンが止まり、暖房が使えなくなってしまいます。満タンに近い状態なら、一晩越すことになっても余裕を持って暖を取ることができます。
- タンク内の結露防止: タンク内の空気が冷やされて結露(水滴)が発生し、燃料パイプの凍結トラブルにつながるのを防ぐ効果もあります。
アイドリング状態で暖房を使い続けると、一般的な乗用車で「1時間に約1リットル」のガソリンを消費すると言われています(車種により変動します)。
常に半分以上の残量があれば、数時間の立ち往生でも焦らずに天候の回復や救助を待つことが可能です。
【維持編】愛車をボロボロにしないための「錆対策」

北海道の雪道は「塩」だらけ
北海道の冬道を走るということは、文字通り「塩水の上」を走っているのと同じです。
路面の凍結を防ぐために大量に散布される「融雪剤(凍結防止剤)」。
この主成分は「塩化カルシウム(通称:塩カル)」や「塩化ナトリウム」です。
これらは雪を溶かす一方で、金属を強烈に腐食させる性質を持っています。
何の対策もせずに一冬過ごすと、新車であっても春にはマフラーや足回りが茶色く錆びてしまうほど強力です。
- 高速道路・峠道: 優先的に、かつ大量に散布されます。
- 交差点・橋の上: スリップ防止のため重点的に撒かれています。
融雪剤の上を走った後は、できるだけ早く「洗い流す」のが唯一の対処法です。
特に高速道路を走った後は、ボディが白く粉を吹いたようになります。
これは乾いた塩そのものですので、放置せず早めに洗車機に通しましょう。
洗車のタイミングに関しては以下の記事でも詳しく解説しています。

防錆の重要性
「塩」だらけの道を走る北海道では、下回りの防錆塗装(アンダーコート)は必須と言っても過言ではありません。
ボディの塗装面と違い、車の下回りは鉄がむき出しの部品が多く、錆びると穴が開いたり、最悪の場合は走行中に部品が脱落する危険もあります。
ガレージレッドラインでは、防錆塗装として「塩害ガード」をおすすめしています。
塩害ガードの特徴や料金に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

ガレージレッドラインの施工が選ばれる理由

「同じ塗料を使えば、どこで塗っても同じでしょ?」 そう思われることも多いですが、実は防錆塗装の効果は「誰が、どのような工程で塗ったか」が非常に大切です。
私たちGarage Red Lineは、普段から車の外装をミリ単位で修理・塗装している「板金塗装のプロ」。
その技術と設備を惜しみなく投入することで、他店とは一線を画す仕上がりを提供しています。
板金塗装の専門店だからできる「精密なマスキング」
下回り塗装において、最も技術と根気が必要なのが「マスキング(養生)」です。
車の下回りには、塗料がかかってはいけないデリケートな部品が数多く存在します。
- マフラー:高温になるため、塗料が付着すると焦げて強烈な異臭や煙の原因になります。
- ブレーキ周り:可動部やディスク面に付着すると、ブレーキの効きが悪くなり命に関わります。
- 各種センサー・コネクタ:電子部品に塗料が入ると、誤作動や故障の原因になります。
- プロペラシャフト(回転部):回転バランスが崩れる恐れがあります。
粗悪な施工点では、新聞紙で大まかに覆うだけだったり、最悪の場合はマスキングなしで吹かれたりすることもあります。
私たちは、板金塗装の現場で培ったノウハウを活かし、「塗るべき強固な部分」と「守るべき繊細な部分」を完全に区切る精密なマスキングを行います。
トラブルのリスクをゼロにしつつ、ギリギリのキワまでしっかりと塗料を入れ込む。
プロの仕事として誇りを持って施工しています。
防錆塗装の工程管理が丁寧
塗装の耐久性を決めるのは、塗料を吹き付ける前の「下準備」です。
いきなり塗料を塗るようなことは絶対にしません。
以下のプロセスを徹底して管理しています。
- 徹底洗浄:高圧洗浄機を使い、普段洗えないフレームの裏側や隙間の泥、塩分を完全に洗い流します。
- 完全乾燥:水分が少しでも残っている状態で塗装すると、塗膜の下で水が閉じ込められ、サビの原因になります。業務用のヒーターやエアブローを使い、水分を除去します。
- 徹底的なサビ落とし:今あるサビを極力削ぎ落とし、必要に応じて補修をします。表面を整えるこの作業に一番時間をかけます。
- 防錆・塗装:最後にようやく塩害ガードを塗布します。一度塗りではなく、膜厚を確保するために重ね塗りを行います。
「見えない場所だから適当でいい」ではなく、「見えない場所だからこそ、誤魔化さない」。
その信念で、一台一台時間をかけて施工しています。ガレージレッドラインの防錆塗装が長持ちする理由です。
万が一スタックして脱出が難しい場合は「ガレージレッドライン・JAF・保険サービス」に連絡しよう

ここまで紹介した方法を試しても車が動かない場合、それ以上の無理は、車両トラブルや二次事故につながる恐れがあります。
そんなときは、専門のロードサービスに連絡する判断が、結果的に最も安全で確実です。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)に連絡する

オフロード走行や雪道での実走経験を積んだスタッフが、スタック状況を見極めたうえで、車を壊さない脱出・牽引方法を判断し、対応します。
無理な引き出しや力任せの牽引は、バンパーや足回り、駆動系に大きな負担をかけます。
「どこに力をかけるべきか」「今は動かさないべきか」を判断できることが、安全な復旧に直結。
雪国の現場を知るプロが、状況に合わせた最善の対応を現地で行います。
JAF(日本自動車連盟)に連絡する【#8139】
JAF会員であれば、スタック(雪道での立ち往生)にも対応してもらえます。
- 全国共通ダイヤル:#8139
- スマートフォン・携帯電話から発信可能
- 会員であれば、一定範囲の救援作業は無料
非会員でも利用は可能ですが、その場合は作業内容に応じて料金が発生します。
位置情報を正確に伝えるため、周囲の目印や道路名を確認してから電話するとスムーズです。
任意保険に付帯する「ロードサービス」を利用する
多くの自動車保険には、JAFとは別に無料のロードサービスが付帯しています。
- 雪道でのスタック救援
- けん引・引き出し作業
- 現場での簡易対応
上記のような内容が含まれている場合も多く、保険会社へ直接連絡するだけで対応してもらえるのがメリットです。
契約内容によって対応範囲や回数制限が異なるため、普段から「自分の保険で何が使えるか」を把握しておくと、いざという時に慌てずに済みます。
よくある質問(Q&A)

- やっぱり4WDじゃないと走れませんか?
-
2WDでも走れますが、圧倒的に4WDが楽で安全です。
車種やメーカーによりトラクションコントロールの性能に差があるので一概には言えませんが、除雪が行き届いた札幌市内の幹線道路などであれば、2WDでも十分に生活できます。
しかし、「発進性能」と「スタック回避能力」には差があります。
ツルツルの交差点での発進、坂道、ふかふかの新雪が積もった駐車場。
こういった場面で、4WDはアクセルを踏むだけで進みますが、2WDはタイヤが空転して進みにくい場面が出てきます。 - オールシーズンタイヤでも北海道の冬は越せますか?
-
北海道では「危険」ですので、スタッドレスタイヤの着用をおすすめします。
オールシーズンタイヤは、あくまで「本州のたまに降る雪」や「シャーベット状の路面」を想定して作られています。
北海道の冬で最も危険な「凍結路面(アイスバーン)」では、ほとんどグリップ力を発揮しません。
交差点で止まれずに追突したり、カーブで曲がりきれずに路外へ転落するリスクが極めて高いです。 - 吹雪で前が全く見えなくなったら(ホワイトアウト)どうすれば?
-
無理に動かず、ハザードを点灯して左側に停車してください。
視界がゼロの中で進むのは大変危険です。
道路外への転落や、対向車との正面衝突のリスクがあります。
まずはハザードランプを点灯し、後続車に自分の存在を知らせながら、ゆっくりと減速して道路の左端に寄せましょう。
コンビニや駐車帯などの退避場所が見つかればベストですが、何も見えない場合は、その場で停車して天候の回復を待つのが最善策です。
バックフォグ搭載車であれば、バックフォグを点灯し後方へ存在を知らせましょう。
まとめ:正しい装備と知識があれば、北海道の冬は怖くない

北海道の冬道は確かに過酷ですが、決して「攻略不可能」ではありません。
事故を起こすのは「雪がすごいから」ではなく、多くの場合「準備不足」や「油断」が原因です。
今回ご紹介したノウハウは、私たち地元の人間が何十年もかけて培ってきた「生きるための知恵」です。
これを実践すれば、初めての冬でも必要以上に恐れることはありません。
どんなに良い車やタイヤでも、物理法則には勝てません。
「勇気ある徐行」こそが最強の運転技術です。
自分のペースを守り、安全第一で北海道の美しい冬景色を楽しみましょう。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
あわせて読みたい




