タイヤチェーンおすすめ5選!金属・非金属・布製の違いと選び方を解説

言語切り替え

タイヤチェーンおすすめ5選!金属・非金属・布製の違いと選び方を解説

雪道や凍結路を走る機会があるなら、車に合ったタイヤチェーンを用意しておきたいところです。

ただし、タイヤチェーンはサイズが合っていれば何でも使えるわけではありません。車種によってはタイヤと車体のすき間が狭く、装着できるチェーンが限られる場合もあります。

また、金属・非金属・布製では、取り付けやすさや収納性、走行時の感触などにも違いがあります。高速道路のチェーン規制まで想定するなら、使用条件も確認して選ばなければなりません。

この記事では、タイヤチェーンのおすすめ5製品を紹介しながら、車種への適合やタイヤサイズ、種類ごとの違い、取り付けやすさなどの選び方を解説します。

「どのタイプを選べばいいのか」「自分の車に装着できるのか」で迷っている方は、購入前の確認に役立ててください。

GARAGE REDLINE NOTE

タイヤチェーンを選ぶ前に確認する3項目

01

タイヤサイズ

現在装着しているタイヤのサイズを確認し、対応するチェーンを選ぶ

02

車両への装着可否

車両の取扱説明書を確認し、タイヤチェーンを装着できる車種・仕様か確かめる

03

タイヤ周辺のクリアランス

タイヤとボディや足回りの間に、チェーンを装着できるすき間があるか確認する

板金・塗装・整備・カスタムのご相談だけでもOK!

ガレージレッドラインでは費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案可能です。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

監修者

Garage RedLine創業者。幼少期から車に親しみ、板金・カスタムの現場で技術を磨く。
2018年に独立し、現在は自社で多様なカスタム・整備に対応。TRY-XやXCT-Dualをはじめとしたレース・クロカン優勝経験を活かし、実践的な知識で監修を担当。
現在もドライバーとして活動している。

この記事を書いた人

Garage RedLine Style 編集部は、4WD・旧車・カスタムカーを中心に、車両整備やパーツ、イベント、北海道ならではのカーライフ情報を発信する編集チームです。

実際の整備現場やイベント運営の視点をもとに、読者が安心して車を楽しめる情報をお届けします。

目次

タイヤチェーンおすすめ5選

タイヤチェーンおすすめ5選

タイヤチェーンは、同じ「雪道用」でも構造や装着方法が大きく異なります。

取り付けやすさを重視するなら非金属、収納性や価格を重視するなら金属、軽さや緊急時の使いやすさを求めるなら布製が候補です。

ただし、種類だけで購入を決めるのは避けましょう。

同じシリーズでもタイヤサイズによって品番が分かれ、車種やホイール周辺のすき間によっては装着できない場合があります。

気になる製品が見つかったら、タイヤサイズだけでなく、車種別の適合情報やクリアランスを確認してください。

GARAGE REDLINE NOTE

おすすめ5製品を比較

製品名 タイプ 主な特徴 おすすめの人
カーメイト
バイアスロン・イージーフィット
非金属 走行に合わせて締め付けるセルフフィットリールを採用 装着時の締め付け作業を減らしたい人
カーメイト
バイアスロン・クイックイージー
非金属 外側3か所を締め付けて装着する非金属チェーン バイアスロンシリーズから選びたい人
中発販売
エコメッシュⅡ
非金属 内側・外側ともにワンプッシュロックを採用 取り付けや収納のしやすさを重視する人
中発販売
雪道楽QⅡ
金属 高さ10mmの特殊合金鋼リングを使った亀甲型 金属チェーンを選びたい人
AutoSock
AutoSock HP
布製 軽量でコンパクトに収納できる布製タイプ 軽さや車載時の省スペース性を重視する人

同じシリーズでも、装着するタイヤサイズによって品番が異なります。車種やタイヤの銘柄によって適合条件が変わる場合もあるため、購入前にメーカーの適合情報を確認してください。

カーメイト バイアスロン・イージーフィット

自動締め付けで装着時の手間を減らせる非金属タイヤチェーン

カーメイトの「バイアスロン・イージーフィット」は、走行に合わせてタイヤへフィットする「セルフフィットリール」を2か所に搭載した非金属タイヤチェーンです。

タイヤ表側では、リールから伸ばしたワイヤーをフックへ接続し、巻き取りモードへ切り替えて装着します。

従来モデルで使用していた締付ハンドルが不要になり、力を使う作業を減らせるのが特徴。

タイヤ形状に沿わせる「3Dフィット」と、トレッド間のすき間を抑える「トレッドコネクト」も採用されています。

JASAAの認定基準をクリアしているため、日本国内のチェーン規制にも対応可能です。

バイアスロン・イージーフィットを選ぶ理由

  • 2か所のセルフフィットリールで自動締め付けに対応
  • ハンドルなどの締付工具が不要
  • タイヤ形状に沿わせる3Dフィットを採用
  • 超硬合金製のスパイクピンを使用
  • JASAA認定品で、日本国内のチェーン規制にも対応

製品詳細

バイアスロン・イージーフィットの本体には、柔軟性や耐摩耗性、耐寒性を備えたポリウレタンエラストマーが使われています。

路面に接するスパイクピンは超硬合金製で、雪道や凍結路でのグリップを支える構造です。

品番はEF108からEF116まで用意され、EF108〜EF114がMサイズ、EF115〜EF116がLサイズに分類されます。

セット内容は、本体左右、収納バッグ、収納ベルト、軍手つき腕カバー、防水性取扱説明書。

車載に必要な一式がまとめられています。

購入時に注意したいのが適合確認です。

同じタイヤサイズでも、タイヤ銘柄や車種によって適合品番が変わる場合があります。

純正以外のタイヤやホイールを装着している車両では、タイヤサイズだけで判断せず、カーメイトの車種別適合情報まで確認してください。

また、オールテレーンタイヤ(A/Tタイヤ)やオフロード専用タイヤ、スパイクタイヤなどには不適合条件があります。

SUVや4WDへ装着する場合も、タイヤの種類を含めた確認が必要です。

おすすめの人

  • タイヤチェーン装着時の締め付け作業を減らしたい人
  • 締付ハンドルを使わない非金属チェーンを選びたい人
  • 装着しやすさを重視する人
  • JASAA認定の非金属タイヤチェーンを探している人
  • 冬の遠出に備えて車載しておきたい人
久保田代表

セルフフィットリールによる自動締め付けを採用し、装着時の作業を減らしているのがバイアスロン・イージーフィットの強みです。
チェーンの取り付けに慣れていない人や、雪上での作業をできるだけ簡単にしたい人にも向いています。

GARAGE REDLINE NOTE

バイアスロン・イージーフィットの主な仕様

種類
非金属タイヤチェーン
締付方式
セルフフィットリール×2
本体素材
ポリウレタンエラストマー
スパイクピン
超硬合金
品番
EF108~EF116
サイズ区分
M:EF108~EF114 / L:EF115~EF116
認定
JASAA認定品

同じタイヤサイズでも、タイヤ銘柄や車種によって適合品番が異なる場合があります。購入前にカーメイトの車種別適合情報とタイヤサイズ適合表を確認してください。

カーメイト バイアスロン・クイックイージー

3か所のロックを締め付けて装着する定番の非金属タイヤチェーン

カーメイトの「バイアスロン・クイックイージー」は、外側3か所のロックを締め付けて装着する非金属タイヤチェーンです。

ジャッキアップを必要とせず、雪道での装着作業を減らしやすい設計が特徴。

取り付けは、チェーンをタイヤの裏側へ回し込み、裏側のワンタッチジョイントを接続します。

その後、外側2か所のフックをつなぎ、3か所のロック部を付属ハンドルで締め付ける流れです。

JASAAの安全性能基準をクリアした認定品で、クイックロック機構によって締め付け部品がホイールをまたがない構造も採用されています。

バイアスロン・クイックイージーを選ぶ理由

  • ジャッキアップ不要で取り付けられる
  • 外側3か所を締め付けるクイックロック機構を採用
  • JASAAの安全性能基準をクリアした認定品
  • 締め付け部品がホイールをまたがない構造
  • S・M・Lの3区分で幅広いタイヤサイズに対応

製品詳細

バイアスロン・クイックイージーの本体には、ポリウレタンエラストマーを使用しています。

摩耗したトレッド部分は交換でき、部分修理に対応できる構造です。

クイックロック機構では、タイヤ表側の3か所を付属ハンドルで締め付けます。

締め付け部品がホイールをまたがないため、ホイール周辺への干渉にも配慮された設計。

品番はQE1からQE20まで展開され、ケースサイズによってS・M・Lの3区分に分かれています。

SサイズはQE1~QE7L、MサイズがQE10~QE14、LサイズはQE14L~QE20です。

セットには左右1組のチェーン本体、ハードケース、ハンドル2本、軍手つき腕カバー、防水性取扱説明書が含まれます。

購入から1か月以内に登録すると、3年間保証の対象です。

適合確認では、タイヤサイズだけでなく車種別の情報まで確認してください。

同じタイヤサイズでも、タイヤの銘柄やホイールのリム幅によって装着できない場合があります。

おすすめの人

  • 実績のある非金属タイヤチェーンを選びたい人
  • ジャッキアップせずに取り付けたい人
  • 3か所を締め付ける装着方式が使いやすい人
  • JASAA認定品を選びたい人
  • ハードケースへ収納して車載したい人
久保田代表

クイックイージーは、3か所のロックを締め付ける従来型のバイアスロンを選びたい人に向く製品です!

GARAGE REDLINE NOTE

バイアスロン・クイックイージーの主な仕様

種類 非金属タイヤチェーン
締付方式 外側3か所のクイックロック
品番 QE1~QE20
サイズ区分 S:QE1~QE7L / M:QE10~QE14 / L:QE14L~QE20
セット内容 本体左右、ハードケース、ハンドル2本、軍手つき腕カバー、防水性取扱説明書
認定 JASAA認定品
保証 3年間 ※購入から1か月以内の登録が必要

同じタイヤサイズでも、タイヤ銘柄やホイールの条件によって装着できない場合があります。購入前に車種別適合情報とタイヤサイズ適合表を確認してください。

中発販売 エコメッシュⅡ

両側ワンプッシュロックで取り付けやすい非金属タイヤチェーン

中発販売の「エコメッシュⅡ」は、ウレタン製の非金属タイヤチェーンです。

タイヤの内側と手前側にワンプッシュロックを採用し、締め付け作業を減らせる構造が特徴。

車両の移動やジャッキアップをせずに装着できるほか、専用のハードケースへコンパクトに収納できます。

冬のあいだ車へ積んでおくことを考えると、取り付けやすさと収納性を両立している点も魅力です。

一般財団法人日本自動車交通安全用品協会のJASAA432認定品で、国内のチェーン規制にも対応しています。

エコメッシュⅡを選ぶ理由

  • タイヤの内側と手前側にワンプッシュロックを採用
  • 車両移動やジャッキアップなしで装着できる
  • ウレタン製で、金属チェーンとは異なるソフトな乗り心地
  • コンパクトに収納できるハードケース付き
  • JASAA432認定品で国内のチェーン規制に対応

製品詳細

エコメッシュⅡは、乗用車向けに設計されたウレタン製の非金属タイヤチェーンです。

品番はFB01からFB15まで用意され、装着するタイヤサイズに合わせて選択します。

タイヤ銘柄やホイールとの組み合わせによって装着できないケースもあり、車種別の適合情報の確認が必須。

また、ブリヂストンのREVO GZ・VRX系、ダンロップのWINTER MAXX系には装着できないと明記されているので注意しましょう。

社外ホイールやサスペンションなどへ変更している車両では、純正状態とはクリアランスが異なる可能性があるため、実車での確認も欠かせません。

装着に必要なタイヤ周辺のクリアランスは2.5cm以上。

走行時は50km/h以下が指定されており、急発進や急加速、急ハンドル、急ブレーキも避ける必要があります。

おすすめの人

  • ジャッキアップせずにタイヤチェーンを取り付けたい人
  • 締め付け作業が少ない非金属タイプを選びたい人
  • 金属チェーンよりソフトな乗り心地を重視する人
  • コンパクトに収納して車載しておきたい人
  • JASAA認定のタイヤチェーンを探している人
久保田代表

両側ワンプッシュロックを採用し、装着時の作業を減らしているのがエコメッシュⅡの特徴。
適合するタイヤと車種であれば、取り付けやすさと車載性を重視する人に選びやすい非金属チェーンです!

GARAGE REDLINE NOTE

エコメッシュⅡの主な仕様

種類 非金属(ウレタン製)
対応車両 乗用車
締付方式 内側・手前側の両側ワンプッシュロック
品番 FB01~FB15
必要クリアランス 2.5cm以上
走行速度 50km/h以下
認定 JASAA432認定品
収納 専用ハードケース

タイヤサイズが一致していても、タイヤ銘柄や車種、ホイールなどの条件によって装着できない場合があります。購入前に中発販売の適合検索で車種とタイヤサイズを確認してください。

中発販売 雪道楽QⅡ

高さ10mmの特殊合金鋼リングを採用した亀甲型チェーン

中発販売の「雪道楽QⅡ」は、乗用車・ミニバン向けの金属タイヤチェーンです。

高さ10mmの特殊合金鋼リングを亀甲型に配置し、タイヤ周辺のクリアランスを抑えた設計を採用。

ジャッキアップは必要なく、滑車を使って締め付ける構造です。

金属チェーンのなかでも、はしご型に比べて縦方向と横方向のグリップを確保しやすいのが亀甲型の特徴。

耐摩耗性にも配慮されているため、金属タイプを車載しておきたい人の候補に入ります。

雪道楽QⅡを選ぶ理由

  • 高さ10mmの特殊合金鋼リングを採用
  • 縦方向・横方向のグリップを確保しやすい亀甲型
  • ジャッキアップ不要で装着できる
  • 滑車を使った締め付け方式を採用
  • 手袋と補修リンクが付属

製品詳細

雪道楽QⅡは、YQ201からYQ212まで複数の品番が用意されており、装着するタイヤサイズに合わせて選択します。

タイヤによっては夏タイヤ用・冬タイヤ用の指定が分かれているため、サイズだけで品番を決めないようにしてください。

対応するのは乗用車とミニバンで、RV車や1・4ナンバーの商用車には使用できません。

ダブルタイヤ装着車も対象外です。

また、ブリヂストンのREVO GZ・VRX各種、ダンロップのWINTER MAXX各種には装着できません。

車種別の適合情報は純正状態を基準としているため、タイヤサイズやホイール、サスペンションなどを変更している車両では、実車のクリアランス確認も必要です。

装着時の走行速度は50km/h以下。

使用後はチェーンの破損や摩耗も確認し、リングの線径が半分近くまで摩耗した場合は交換時期となります。

おすすめの人

  • 金属製のタイヤチェーンを選びたい人
  • 亀甲型チェーンを車載しておきたい人
  • ジャッキアップせずに装着できる製品を探している人
  • タイヤ周辺のクリアランスを抑えた10mmタイプが必要な人
  • 乗用車やミニバン用のチェーンを探している人
久保田代表

10mmの特殊合金鋼リングと亀甲型の構造を採用しながら、ジャッキアップ不要で装着できるのが雪道楽QⅡの特徴。
非金属タイプではなく、金属チェーンのグリップ特性や収納性を重視する場合に候補に入れましょう。

GARAGE REDLINE NOTE

雪道楽QⅡの主な仕様

種類 金属タイヤチェーン
チェーン形状 亀甲型
リング 特殊合金鋼・高さ10mm
対応車両 乗用車・ミニバン
品番 YQ201~YQ212 ※YQ207Sを含む
装着方法 ジャッキアップ不要・滑車締め付け
走行速度 50km/h以下
付属品 手袋・補修リンク

RV車、1・4ナンバーの商用車、ダブルタイヤ装着車には使用できません。購入前に中発販売の適合検索で、車種とタイヤサイズに合う品番を確認してください。

AutoSock HP

軽量で装着しやすく、走行中に自動でセンタリングする布製タイヤチェーン

「AutoSock HP」は、タイヤへ被せて使用する布製タイヤチェーンです。

金属製やウレタン製のチェーンとは構造が異なり、軽量でコンパクトに収納できます。

装着は、タイヤの上半分へAutoSockを被せ、車を半回転ほど移動させてから残りの部分を覆う3ステップ。

多少位置がずれていても走行中に自動でセンタリングするため、複雑な締め付け作業を必要としないのが特徴です。

走行時の振動や音を抑えた設計で、ABSやESPなどの電子安全システムにも対応。

EN16662-1:2020の認証を取得し、ÖNORM V5121にも準拠しています。

国内のチェーン規制にも対応するため、緊急時に備えて車載するタイプの布製チェーンです。

AutoSock HPを選ぶ理由

  • タイヤへ被せる方式で、複雑な締め付け作業が不要
  • 走行中に自動でセンタリング
  • 軽量かつコンパクトで車載しやすい
  • 金属チェーンのような振動や走行音を抑えやすい
  • EN16662-1:2020認証を取得し、国内のチェーン規制にも対応

製品詳細

AutoSock HPの接地面には、雪や氷の上で摩擦を生み出す布素材が使われています。

タイヤと路面の間に生じる水分を繊維が吸収し、雪面との接触を確保する構造です。

製品内側には丈夫なファブリックを採用し、伸縮素材と組み合わせることでタイヤへのフィット感を確保。

走行中もAutoSockを所定の位置へ保持します。

取り付ける際は、まず駆動輪の上半分へAutoSockを被せましょう。

車をタイヤ半回転ほど移動させ、残った部分まで覆えば装着は完了。

走り始めると製品自体がタイヤ中央へ寄るセルフセンタリング機能が働きます。

なお、パッケージにすべての対応タイヤが記載されているわけではないため、購入前には公式の適合サイズ検索を使った確認が必要です。

一般的な乗用車での推奨速度は50km/h以下。

乾燥した路面では摩耗が進みやすいため、雪や氷のない区間へ入ったら取り外します。

おすすめの人

  • タイヤチェーンの取り付け作業をできるだけ簡単にしたい人
  • 軽くてコンパクトな製品を車載しておきたい人
  • 金属チェーンの振動や走行音が気になる人
  • タイヤ周辺のスペースが限られている車に使いたい人
  • 大雪やチェーン規制への備えとして布製タイプを用意したい人
久保田代表

軽さと装着のしやすさを重視しながら、チェーン規制への備えも用意できるのがAutoSock HPの特徴です。
使用頻度よりも緊急時の扱いやすさや収納性を優先したい場合に選びやすい製品でしょう。

GARAGE REDLINE NOTE

AutoSock HPの主な仕様

種類 布製タイヤチェーン
主な対象 乗用車・小型商用車
装着方法 タイヤへ被せて装着・セルフセンタリング
規格 EN16662-1:2020認証・ÖNORM V5121準拠
推奨速度 一般乗用車:50km/h以下
チェーン規制 国内のチェーン規制に対応
セット内容 AutoSock 2枚、作業用手袋、取扱説明書

適合品番はタイヤ幅・扁平率・ホイール径によって異なります。購入前にAutoSock公式サイトの適合サイズ検索で確認してください。

タイヤチェーンの選び方

タイヤチェーンの選び方

タイヤチェーンを選ぶときは、金属・非金属・布製といった種類だけでなく、使用する車へ装着できるかを先に確認する必要があります。

とくに重要なのが、タイヤサイズ、車種への適合、タイヤ周辺のクリアランスです。

取り付けやすさや収納性、使用する環境まで比較すると、候補を絞り込みやすくなります。

タイヤサイズだけでなく車種への適合を確認する

GARAGE REDLINE NOTE

適合確認で見る3つのポイント

01

現在のタイヤサイズ

タイヤ側面の「195/65R15」などの表記を確認する

02

車種への装着可否

車両の取扱説明書とメーカーの車種別適合情報を確認する

03

タイヤ周辺のすき間

ボディや足回りへチェーンが干渉しないクリアランスを確保できるか確認する

最初に確認したいのは、現在装着しているタイヤのサイズと車種への適合です。

タイヤチェーンは製品ごとに対応サイズが決められており、同じタイヤサイズでも車種やタイヤ銘柄によって適合品番が変わる場合があります。

購入時は「195/65R15」のようなサイズ表記だけで判断せず、メーカーが公開している適合情報を確認してください。

車両側の条件も重要です。

タイヤとボディ、サスペンションなどの間隔が狭い車では、タイヤサイズが対応していてもチェーンを装着できないケースがあります。

また、純正とは異なるタイヤやホイール、車高を変更するパーツなどを装着している場合は、純正状態よりクリアランスが狭くなっている可能性もあるでしょう。

タイヤサイズ、車種別適合、実車のすき間を順に確認してから製品を選ぶのが基本です。

参考:トヨタ自動車「タイヤチェーンはどのタイヤにつけたらよいですか?」
タイヤチェーンの装着可否や、タイヤとボディの間隔に関する注意点を参照。
公式サイト:https://toyota.jp/faq/show/156.html

金属・非金属・布製から使用環境に合うタイプを選ぶ

GARAGE REDLINE NOTE

金属・非金属・布製の違い

タイプ 特徴 注意点 向いている人
金属 雪道や凍結路でグリップを確保しやすく、比較的コンパクトに収納できる 振動や走行音を感じやすく、装着方法は製品ごとに異なる グリップ性能や収納性を重視する人
非金属 ゴムやウレタン樹脂を使い、金属タイプより振動を抑えやすい 製品によって収納サイズや必要なクリアランスが大きく異なる 装着性と走行時の快適性を重視する人
布製 軽量で装着しやすく、車内でも場所を取りにくい 乾燥路で摩耗しやすく、耐久性は金属・非金属より低い傾向 急な降雪や緊急時の備えを重視する人

同じタイプでも装着方法や適合条件、走行特性は製品によって異なります。使用する環境と車両への適合を確認して選んでください。

タイヤチェーンは、金属・非金属・布製の3タイプに分けられます。

選ぶときは、雪道を走る頻度や装着のしやすさ、収納スペースなどを基準にしてください。

タイプごとの詳しい特徴は、後半の「金属・非金属・布製タイヤチェーンの違い」で解説します。

タイヤと車体のクリアランスを確認する

GARAGE REDLINE NOTE

クリアランス確認の3つのポイント

01

車両の取扱説明書

タイヤチェーンを装着できる車種・仕様か確認する

02

製品ごとの必要クリアランス

フェンダー側だけでなく、タイヤ裏側やサスペンション周辺の指定値も確認する

03

現在の車両状態

ホイールや足回りを変更している場合は、実車でも干渉しないか確かめる

タイヤチェーンを購入する前に、タイヤと車体の間へチェーンを装着できるだけのすき間があるか確認しましょう。

タイヤサイズが適合していても、フェンダーやサスペンションなどとの間隔が狭い車では使用できない場合があります。

必要なクリアランスは製品によって異なる点にも注意が必要です。

たとえば、カーメイトのバイアスロン クイックイージーでは、フェンダーとタイヤの間に3cm以上、コイルスプリングとタイヤ裏面には2cm以上のすき間が指定されています。

社外ホイールへの交換や車高変更などを行っている場合は、メーカーの車種別適合情報だけで判断せず、現在の車両状態でも干渉しないか確認してください。

参考:トヨタ自動車「タイヤチェーンはどのタイヤにつけたらよいですか?」
タイヤとボディの間隔が狭い車種における装着可否の確認方法を参照。
公式サイト:https://toyota.jp/faq/show/156.html

参考:カーメイト「冬のすべり止め タイヤチェーン ご購入前の推奨 確認事項について」
バイアスロン クイックイージーに必要なタイヤ周辺のクリアランスを参照。
公式サイト:https://www.carmate.co.jp/news/products/post-106.html

雪道で取り付けやすい製品を選ぶ

GARAGE REDLINE NOTE

取り付けやすさで確認する4つのポイント

01

ジャッキアップの要否

ジャッキを使わずに装着できるか確認する

02

締付工具の有無

ハンドルなど専用工具を使う工程があるか確かめる

03

車両移動の要否

装着途中で車を前後へ動かす必要があるか確認する

04

装着手順

雪道でも迷わず作業できる手順か、購入前に取扱説明書や装着動画で確かめる

タイヤチェーンは、性能だけでなく、実際に取り付けるときの手順まで含めて選ぶ必要があります。

雪のある屋外で作業することを考えると、装着工程が複雑な製品ほど負担も増えやすいでしょう。

確認したいのは、ジャッキアップの要否、締付工具の有無、車両を動かす必要があるか、手順を覚えやすいかの4点です。

カーメイトの「バイアスロン・クイックイージー」は、車両移動やジャッキアップをせず、タイヤ裏側のワンタッチジョイント、外側2か所のフック、3か所のロックを順に接続・締め付ける構造。

メーカーは実際に使用する前のテスト装着も案内しています。

より簡単な構造を求めるなら、布製タイプも候補です。

AutoSockは、タイヤ上半分へ被せ、車を半回転ほど移動させて残りを覆う3ステップで装着し、多少ずれていても走行中に自動でセンタリングします。

装着のしやすさだけで決めず、車両への適合や使用する環境もあわせて判断してください。

参考:カーメイト「バイアスロン クイックイージー 使用方法」
ジャッキアップ不要の装着方法や、使用前のテスト装着について参照。
公式サイト:https://www.carmate.co.jp/news/products/biathlon-to.html

参考:AutoSock「布製タイヤチェーン」
3ステップの装着方法とセルフセンタリング機能について参照。
公式サイト:https://autosock.jp/

車載するときの収納サイズや重量も確認する

GARAGE REDLINE NOTE

車載前に確認する3つのポイント

01

収納サイズ

トランクや荷室へ無理なく収まる大きさか確認する

02

重量

雪道で持ち運ぶ場面も考え、無理なく扱える重さを選ぶ

03

ケースの形状

使用後も収納しやすく、車内で固定しやすいケースか確かめる

タイヤチェーンは、雪が降ってから用意するのではなく、必要な時期に車へ積んでおく道具です。

購入時には装着性能だけでなく、トランクや荷室へ無理なく収納できるかも確認しておきましょう。

とくに非金属タイプは、本体の形状によってケースが大きくなりやすいため、収納方法まで比較したいところです。

中発販売の「エコメッシュⅡ」は、新設計のハードケースによってコンパクト収納と軽量化を図っています。

収納性を優先するなら、布製タイプも候補です。

AutoSock HPはメーカーが「軽量で収納しやすい」と案内しており、金属やウレタン製とは異なる薄い布製構造を採用しています。

ただし、小さく軽いことだけを理由に製品を決めるのは避けたいところ。

車両への適合や雪道での使い方を確認したうえで、収納場所まで含めて選ぶと車載しやすくなります。

参考:中発販売「エコメッシュⅡ タイヤチェーン」
ハードケースによるコンパクト収納と軽量化について参照。
公式サイト:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/?id=6

参考:AutoSock「AutoSock HP 870」
軽量性と収納性について参照。
公式サイト:https://autosock.jp/products/autosock-hp870

金属・非金属・布製タイヤチェーンの違い

金属・非金属・布製タイヤチェーンの違い

タイヤチェーンは、素材や構造によって走行時の感触、装着性、収納性などが変わります。

どのタイプにも向き・不向きがあるため、「非金属なら万能」「布製なら簡単」と種類だけで決めるのは避けたいところ。

実際に走る道路や使用頻度、車載スペースまで含めて選ぶ必要があります。

金属チェーンはグリップ性能や収納性を重視する人向け

GARAGE REDLINE NOTE

金属チェーンを選ぶときのポイント

01

チェーンの形状

はしご型・亀甲型など、雪道での使い方に合う構造を選ぶ

02

取り付け方法

ゴムバンドや滑車など、製品ごとの固定方法を確認する

03

振動と走行音

金属が路面へ接触するため、振動や音が出やすい点も考慮する

金属チェーンは、金属製のリングやチェーンをタイヤへ取り付けるタイプです。

雪道や凍結路でグリップを確保しやすく、非金属タイプと比べてコンパクトに収納できる製品も多いため、限られた車載スペースにも向きます。

形状は、大きく分けて「はしご型」と「亀甲型」の2種類。

中発販売の比較では、亀甲型は縦方向と横方向のグリップに優れ、合金鋼を使った製品には耐摩耗性を高めたモデルもあります。

一方、金属が路面へ直接接触するため、非金属や布製より振動や走行音を感じやすい点には注意が必要です。

装着方法も製品によって異なり、ゴムバンドで固定するタイプや、滑車を使って締め付けるものなどがあります。

金属タイプを選ぶ場合は「金属製だから安い」「小さく収納できる」という理由だけでなく、チェーンの形状や取り付け方法まで確認しておきましょう。

参考:中発販売「タイヤチェーンの種類とポイント」
金属チェーンの形状、グリップ性能、耐久性、乗り心地、収納性などを参照。
公式サイト:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/guide/point/

非金属チェーンは装着性や走行時の快適性を重視する人向け

GARAGE REDLINE NOTE

非金属チェーンを選ぶときのポイント

01

装着方式

ロック方法や締め付け工程を確認し、雪道でも扱いやすい製品を選ぶ

02

必要なクリアランス

タイヤ表側だけでなく、裏側やサスペンション周辺に必要なすき間も確かめる

03

収納サイズ

ケースを含めた大きさを確認し、車載スペースに収まる製品を選ぶ

非金属チェーンは、トレッド面にゴムやウレタン樹脂などを使ったタイプです。

金属チェーンより振動や走行音を抑えやすく、雪道での乗り心地も考えて選びたい人に向くタイプです。

中発販売の比較では、非金属チェーンは制動性能や耐久性に優れる一方、収納性は金属・布製より不利とされています。

JASAAでは非金属チェーンの性能基準を設けており、基準をクリアした製品が認定品です。

装着方法は製品ごとに大きく異なります。

今回紹介した「エコメッシュⅡ」は、タイヤの内側と手前側にワンプッシュロックを採用した構造。

カーメイトのバイアスロンシリーズでは、締め付け機構を工夫して装着時の作業を減らしています。

一方で、本体に厚みがある製品では、タイヤ周辺に必要なクリアランスを確保できるか確認が必要です。

ハードケースも比較的大きくなりやすいため、購入前には装着条件と車載スペースの両方を確かめておきましょう。

参考:中発販売「タイヤチェーンの種類とポイント」
非金属チェーンの素材、性能、乗り心地、収納性などを参照。
公式サイト:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/guide/point/

布製は軽さと緊急時の装着性を重視する人向け

GARAGE REDLINE NOTE

布製チェーンを選ぶときのポイント

01

装着方法

タイヤへ被せる手順と、装着途中で車両を動かす必要があるか確認する

02

収納性

冬のあいだ車載しても邪魔になりにくいサイズと重量か確かめる

03

使用する路面

雪や氷のない乾燥路では摩耗が進みやすいため、路面状況に合わせて取り外す

布製チェーンは、タイヤのトレッド面を特殊な繊維で覆うタイプです。

金属やウレタンを使った製品より軽く、折りたたんで収納しやすいのが特徴。

中発販売の自社商品比較では、布製チェーンは装着性・乗り心地・収納性で高く評価されています。

AutoSockも、金属製より軽く取り外しやすい点を特徴としており、急な降雪に備えて車載しておきたい場合の選択肢です。

一方、耐久性を重視する用途では注意が必要です。とくに乾燥路を走ると繊維の摩耗が進みやすく、AutoSockでは雪道や凍結路を抜けたあと、なるべく早く取り外すよう案内しています。

一般的な乗用車での推奨速度も50km/h以下です。

布製を選ぶなら、軽さや装着のしやすさだけでなく、使用する路面と走行距離まで考えておきたいところ。

日常的に雪道を長距離走る用途より、冬の遠出や突然の降雪、チェーン規制に備えて携行したい人と相性のよいタイプです。

参考:中発販売「タイヤチェーンの種類とポイント」
布製チェーンの装着性、乗り心地、収納性、耐久性などを参照。
公式サイト:https://www.chuhan.co.jp/carproducts/product/tirechains/guide/point/

参考:AutoSock「布製タイヤチェーンとは?効果や性能、メリット・デメリットを解説」
布製チェーンの軽さ、装着性、収納性などを参照。
公式サイト:https://autosock.jp/blogs/textile-tire-chains

参考:AutoSock「布製タイヤチェーンの耐久性・寿命は?走行可能距離や推奨運転速度を解説」
乾燥路での摩耗、推奨速度、使用後の取り扱いなどを参照。
公式サイト:https://autosock.jp/blogs/textile-tire-chains/durability

タイヤチェーン規制ではスタッドレスタイヤだけでは通行できない

タイヤチェーン規制ではスタッドレスタイヤだけでは通行できない

GARAGE REDLINE NOTE

冬用タイヤ規制とチェーン規制の違い

規制 スタッドレスタイヤ タイヤチェーン
冬用タイヤ規制 規制条件を満たせば通行可能 滑り止め装置として使用できる場合あり
チェーン規制 スタッドレスタイヤだけでは通行不可 指定された車輪への装着が必要

冬用タイヤ規制の条件は地域によって異なります。出発前に走行予定区間の最新情報を確認し、規制時は現地の案内や標識に従ってください。

高速道路などで行われる「冬用タイヤ規制」と「チェーン規制」は、必要な装備が異なる別の規制です。

冬用タイヤ規制では、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤ、またはタイヤチェーンなどの滑り止め装置を装着していれば通行できます。

一方、チェーン規制が実施された区間では、スタッドレスタイヤを履いていてもタイヤチェーンの装着が必要です。

チェーン規制は、大雪特別警報や大雪に関する緊急発表が出されるような異例の大雪時に実施される場合があります。

全車輪が冬用タイヤでも、チェーンを装着していない車両は規制区間を通行できません。

また、冬用タイヤ規制や滑り止め措置の具体的な条件は、各都道府県の道路交通法施行細則によって異なります。

走行する地域の規制内容と当日の道路情報を出発前に確認しておくと急な規制にも対応しやすいでしょう。

参考:NEXCO西日本「タイヤチェーン」
冬用タイヤ規制とチェーン規制の違い、チェーン装着の必要性などを参照。
公式サイト:https://www.w-nexco.co.jp/safety_drive/snow/chain/

参考:NEXCO中日本「冬場に高速道路を走行する場合の注意点は?」
チェーン規制時は冬用タイヤ装着車にもチェーンが必要となる点を参照。
公式サイト:https://highwaypost.c-nexco.co.jp/faq/traffic/rule/344.html

参考:NEXCO西日本「よくあるご質問-交通」
地域ごとの滑り止め措置や冬季規制の考え方を参照。
公式サイト:https://www.w-nexco.co.jp/faq/09/

タイヤチェーンを使うときの注意点

タイヤチェーンを使うときの注意点

タイヤチェーンの使用時は、注意点をよく把握しておきましょう。

装着する車輪や走行速度、使用する路面を誤ると、チェーンや車両を傷める原因になってしまいます。

雪が降ってから初めて説明書を開くのではなく、装着方法や使用条件を事前に確認しておくことも重要です。

ここでは、実際にタイヤチェーンを使う際の注意点を順番に解説します。

車両指定のタイヤへ装着する

GARAGE REDLINE NOTE

チェーンを装着する車輪の基本

01

FF車

駆動輪となる前輪へ装着する

02

FR車

駆動輪となる後輪へ装着する

03

4WD車

車種によって指定が異なるため、必ず車両の取扱説明書で装着位置を確認する

タイヤチェーンは、基本的に車両メーカーが指定する駆動輪へ装着します。

FF車は前輪、FR車は後輪への装着が基本です。

注意したいのが4WD車です。「4WDだから4輪すべてに付ける」とは限らず、装着位置は車種や駆動方式によって異なります。

日産ではメインの駆動輪への装着を案内している一方、仕様によってチェーンを装着できない場合もあるため、車両の取扱説明書による確認が必要です。

指定されていない車輪へ取り付けると、ボディや足回りとのクリアランスが不足し、チェーンが車両部品へ干渉する可能性もあります。

前輪・後輪を自己判断で決めず、取扱説明書に記載された装着位置を優先してください。

参考:トヨタ自動車「タイヤチェーンはどのタイヤにつけたらよいですか?」
FF・FR・4WD車のチェーン装着位置と、車種による装着可否を参照。
公式サイト:https://toyota.jp/faq/show/156.html

参考:日産自動車「タイヤチェーンは前後どちらのタイヤに付ければいいのか教えて。」
2WD・4WD車の装着位置と、取扱説明書による確認事項を参照。
公式サイト:https://faq2.nissan.co.jp/faq/show/24731

雪が降る前に一度取り付けてみる

GARAGE REDLINE NOTE

本番前に確認しておきたい4項目

01

取り付け手順

説明書を確認しながら、最初から最後まで一度装着する

02

取り外し手順

取り付けだけで終わらせず、外して収納するところまで練習する

03

装着状態

車体への干渉や接続部の外れ、チェーンのたるみがないか確かめる

04

付属品

締付工具や手袋、補修部品など必要なものが揃っているか確認する

タイヤチェーンは、購入したまま車へ積んでおくのではなく、雪のない時期に一度取り付けて手順を確認しておきます。

雪が積もった路肩では足元が滑りやすく、気温が低いなかで作業する場面も少なくありません。

説明書を初めて読みながら装着する状況は避け、取り付けから取り外しまで一通り経験しておくのがおすすめです。

カーメイトも、実際に使用する前のテスト装着を必須としており、装着方法と取り外し方法をあらかじめ習得するよう案内しています。

テスト装着には手順を覚えるだけでなく、タイヤサイズや空気圧、チェーンの位置に問題がないか確かめるうえでも重要です。

参考:カーメイト「【重要】購入したら必ずテスト装着を!」
使用前のテスト装着と、取り付け・取り外し方法の事前習得について参照。
公式サイト:https://www.carmate.co.jp/news/news/2022-no3.html

参考:カーメイト「イージーフィット装着方法」
装着後の低速テスト走行と、接続部・ワイヤーなどの確認事項を参照。
公式サイト:https://lps.carmate.co.jp/lp/biathlon/support/manual/ef-attach/

製品で指定された速度を守る

GARAGE REDLINE NOTE

チェーン装着中の走り方

01

指定速度を超えない

製品の取扱説明書で上限速度を確認し、路面状況に合わせてさらに速度を落とす

02

急操作を避ける

急加速・急ブレーキ・急ハンドルを避け、ゆっくり操作する

03

空転させない

タイヤを連続して空転させず、チェーンへ過度な負荷をかけない

タイヤチェーンを装着したあとは、製品ごとに定められた走行速度を守りましょう。

通常タイヤと同じ感覚で速度を上げると、走行安定性が落ちるだけでなく、チェーン破損や車両への干渉につながります。

装着後は「何km/hまで走れるか」を取扱説明書で確認してから走行してください。

カーメイトのバイアスロンシリーズでは、雪路・非雪路を問わず50km/h以下が指定されています。

ただし、50km/hまで出してよいという意味ではありません。

雪の深さや凍結状態、勾配などを考慮し、安全にコントロールできる速度まで落とすことが前提です。

AutoSockも、一般的な乗用車では50km/h以下を推奨しています。

布製・非金属・金属のどのタイプでも、メーカーが示す上限速度を超えないことが基本。

また、急加速・急ブレーキ・急ハンドルはチェーンへ大きな負荷をかけます。

アクセルやブレーキ、ステアリングはゆっくり操作し、タイヤを連続して空転させないよう注意してください。

参考:カーメイト「タイヤチェーンについて」
バイアスロン装着時の走行速度、急操作、空転に関する注意点を参照。
公式サイト:https://lps.carmate.co.jp/lp/biathlon/aboutchain/

参考:AutoSock「布製タイヤチェーンの耐久性・寿命は?走行可能距離や推奨運転速度を解説」
一般乗用車での推奨速度と路面状況に応じた速度調整について参照。
公式サイト:https://autosock.jp/blogs/textile-tire-chains/durability

雪のない路面を長時間走らない

GARAGE REDLINE NOTE

雪のない路面では早めに取り外す

01

路面状況を確認

積雪や凍結がなくなり、乾燥路が続く場合は取り外しを検討する

02

摩耗や破損を防ぐ

雪のない路面で長時間使用せず、チェーンへ余計な負荷をかけない

03

製品ごとの条件を優先

取り外すタイミングや使用できる路面は、製品の取扱説明書に従う

タイヤチェーンは、積雪路や凍結路で滑りを抑えるための装備です。

乾燥した路面を長く走ると摩耗や破損につながるため、雪のない区間が続く場合は取り外してください。

カーメイトでは、路面保全とタイヤチェーン保護の観点から、乾燥路が続く場合はバイアスロンを取り外すよう案内されています。

金属チェーンについても、雪のない路面では金属部分の摩耗が進み、切断しやすくなる点に注意が必要です。

布製のAutoSockも乾燥路では摩耗しやすく、雪道や凍結路を抜けたあとは早めの取り外しが推奨されています。

金属・非金属・布製で耐久性は異なるため、路面が変わったら取扱説明書の使用条件を確認し、不要になった時点で取り外しましょう。

参考:カーメイト「タイヤチェーンについて」
金属チェーンの摩耗や、雪のない路面を走行する際の注意点を参照。
公式サイト:https://lps.carmate.co.jp/lp/biathlon/aboutchain/

参考:カーメイト「バイアスロン サポート」
乾燥路が続く場合の取り外しと、摩耗・破損に関する注意事項を参照。
公式サイト:https://lps.carmate.co.jp/lp/biathlon/support/

参考:AutoSock「布製タイヤチェーンとは?効果や性能、メリット・デメリットを解説」
乾燥路での摩耗と取り外し時期について参照。
公式サイト:https://autosock.jp/blogs/textile-tire-chains

使用前後に摩耗や破損を確認する

GARAGE REDLINE NOTE

タイヤチェーンの点検ポイント

01

本体の摩耗・切れ

トレッドやチェーン本体に大きな摩耗、切れ、亀裂がないか確認する

02

接続部・スパイク類

ロック部や金属部の変形、スパイクやチェーンリングの欠損がないか確かめる

03

保管前の状態

汚れや水分を残さず、付属品の不足がないことも確認してから収納する

タイヤチェーンは、使い終わったあとだけでなく、次に装着する前にも状態を確認しておきましょう。

走行中は路面との接触や締め付けによって各部へ負荷がかかるため、摩耗や切れ、部品の変形などが生じる可能性があります。

前回問題なく使えた製品でも、保管中の劣化を含めた点検が必要です。

カーメイトのバイアスロンでは、使用後の点検項目としてトレッド部分の切れや損傷、金属部分の変形、スパイクの脱落などを挙げています。

異常が確認された場合は、そのまま使い続けず補修や交換を検討するのが基本です。

使用限度も製品によって異なります。

バイアスロンの場合、トレッドの切断や一定数以上のスパイク脱落などが交換・補修の判断基準に含まれるため、メーカーが示す条件を優先してください。

使用後は汚れを落とし、十分に乾燥させてから保管します。

次の降雪時にすぐ使えるよう、ケースへ戻す前に本体と付属品まで確認しておくとよいでしょう。

参考:カーメイト「バイアスロン サポート」
使用後の摩耗・損傷、トレッド切断やスパイク脱落などの使用限度を参照。
公式サイト:https://lps.carmate.co.jp/lp/biathlon/support/

参考:カーメイト「クイックイージー 取扱説明書」
使用後の洗浄、損傷点検、保管方法などを参照。
公式サイト:https://lps.carmate.co.jp/lp/biathlon/common/pdf/QuickEASY-manual.pdf

タイヤチェーンのよくある質問(Q&A)

タイヤチェーンのよくある質問(Q&A)
金属と非金属ならどちらがおすすめ?

適したタイプは、走行する道路や装着のしやすさ、車載スペースによって異なります。

金属チェーンは、雪道や凍結路でのグリップ性能と収納性を重視する人に向くタイプ。

一方、非金属チェーンは装着性や走行時の快適性を優先したい場合の候補です。

車種への適合やタイヤ周辺のクリアランスも含めて選んでください。

スタッドレスタイヤでもタイヤチェーンは必要?

チェーン規制が実施されている区間では、スタッドレスタイヤ装着車にもタイヤチェーンが必要です。

国土交通省では、スタッドレスタイヤを装着していても、チェーン未装着の車両は規制区間を通行できないと案内しています。

大雪が予想される地域へ向かう場合は、適合するタイヤチェーンも携行しておくとよいでしょう。

4WDはどのタイヤにチェーンを付ける?

4WD車のチェーン装着位置は、車種や駆動方式によって異なります。

トヨタでは、ベースとなる車両がFFなら前輪、FRなら後輪への装着が基本。

日産も4WD車について、メインの駆動輪へ装着するよう案内しています。

4WDだから4輪すべてに取り付ければよいわけではありません。

購入前に車両の取扱説明書で指定位置と装着可否を確認してください。

タイヤチェーンのサイズはどこを確認する?

タイヤ側面に記載された「195/65R15」などの表記から、タイヤ幅・扁平率・ホイール径を確認します。

ただし、タイヤサイズが合っているだけでは装着できるとは限りません。

車種による適合やタイヤ周辺のクリアランスまで含めた確認が必要です。

購入するときは、タイヤチェーンメーカーの適合表で車種とタイヤサイズの両方を確認してください。

高速道路のチェーン規制でも使える?

チェーン規制に対応したタイヤチェーンを正しく装着していれば、規制区間を通行できます。

国土交通省がチェーン規制時に使用できるものとして例示するのは、金属チェーン、ウレタン・ゴムなどの樹脂製チェーン、布製カバーの3タイプです。

一方、タイヤへ薬剤を吹き付けるスプレータイプでは、チェーン規制区間を通行できません。

当日は現地の規制や係員の案内にも従ってください。

布製タイヤチェーンでもチェーン規制を走れる?

布製カバータイプも、国土交通省がチェーン規制時に使用できるタイヤチェーンの種類として例示しています。

ただし、布製であれば製品を問わず使えると考えるのは避けたいところです。

購入前にメーカーが案内する規制対応状況と、装着するタイヤへの適合を確認してください。

タイヤチェーンを付けたまま何km/hで走れる?

走行できる速度はタイヤチェーンによって異なるため、製品の取扱説明書に従います。

たとえばカーメイトのバイアスロンシリーズでは、雪路・非雪路を問わず50km/h以下が指定速度です。

50km/h以下なら常に安全という意味ではありません。

積雪量や凍結状態、勾配などに合わせ、安全に車をコントロールできる速度まで落としてください。

まとめ|タイヤチェーンは車種への適合と使用環境を基準に選ぼう

まとめ|タイヤチェーンは車種への適合と使用環境を基準に選ぼう

タイヤチェーンは、タイヤサイズだけでなく、車種への適合やタイヤ周辺のクリアランスまで確認して選ぶことが重要です。

金属・非金属・布製では装着性や収納性、走行時の感触が異なるため、使用環境に合うタイプを選びましょう。

高速道路のチェーン規制では、スタッドレスタイヤを装着していてもタイヤチェーンが必要です。

冬に高速道路や積雪地域を走る予定があるなら、必要になる前に適合する製品を用意しておくのがおすすめ。

購入後は車へ積んだままにせず、一度取り付けて手順を確認してください。

装着する車輪や走行速度、使用できる路面も製品ごとに異なるため、車両とタイヤチェーン両方の取扱説明書を確認しておく必要があります。

GARAGE REDLINE NOTE

タイヤチェーン選びの最終チェック

01

車種とタイヤサイズ

メーカーの適合表で両方を照合する

02

タイヤ周辺のすき間

タイヤ裏側や足回りとのクリアランスを確かめる

03

使用する環境

雪道を走る頻度や距離、チェーン規制への備えから種類を決める

04

装着方法と使用条件

本番前に装着を練習し、指定速度や取り外すタイミングまで把握する

札幌で冬道に備えた車両の点検やタイヤまわりについて相談したい方は、ガレージレッドラインへお問い合わせください。

車種や使い方を確認しながら、必要な点検や整備をご案内します。

板金・塗装・整備・カスタムのご相談だけでもOK!

ガレージレッドラインでは費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案可能です。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

あわせて読みたいおすすめ記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次