
車の日常点検で大切なのは、普段と違う変化に早く気づくことです。
タイヤやランプ、液量、エンジン音など、目で見たり音を聞いたりするだけでも確認できることがあります。
車に詳しくない方でも、見る場所とポイントが分かれば難しく考える必要はありません。
この記事では、初心者でも確認しやすい日常点検の方法を、車の場所ごとに分けて紹介します。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案可能です。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
監修者
(株)STAY GOLD:Garage Red Line 代表 久保田 将平

Garage Red Line創業者。幼少期から車に親しみ、板金・カスタムの現場で技術を磨く。
2018年に独立し、現在は自社で多様なカスタム・整備に対応。TRY-XやXCT-Dualをはじめとしたレース・クロカン優勝経験を活かし、実践的な知識で監修を担当。
現在もドライバーとして活動している。
久保田 将平
この記事を書いた人
Garage RedLine Style 編集部

Garage RedLine Style 編集部は、4WD・旧車・カスタムカーを中心に、車両整備やパーツ、イベント、北海道ならではのカーライフ情報を発信する編集チームです。
実際の整備現場やイベント運営の視点をもとに、読者が安心して車を楽しめる情報をお届けします。
Garage RedLine Style 編集部

車の日常点検は自分で見られる範囲から始めよう

日常点検は、車の異変に早く気づくための確認です。
難しい作業をする必要はなく、タイヤやランプ、液量、エンジン音など、自分で見たり聞いたりできる範囲から始められます。
大切なのは、故障かどうかを判断することではなく、「いつもと違う」と気づくことです。
日常点検・定期点検・車検の違い
車の点検には、日常点検・定期点検・車検があります。
どれも車の状態を確かめるものですが、それぞれ役割が異なります。
日常点検は、普段の使用中に異変や不調のサインを見つけるための確認です。
定期点検では、一定の時期ごとに部品の状態や消耗具合を詳しく調べます。
車検は、検査を受けた時点で車が保安基準に適合しているかを確認するものです。
車検を受けた直後でも、しばらく何もしなくてよいわけではありません。
タイヤの空気は少しずつ減りますし、ランプが急に切れることもあります。寒い時期には、バッテリーの性能が低下するケースもあるでしょう。
走行中の飛び石や段差によって、タイヤや下回りに傷が付く場合もあります。
日常点検は、車検や定期点検の代わりではありません。次の点検までに起きた変化を早めに見つけるための習慣と考えてください。
気になる症状は自己判断せず整備工場へ相談する
日常点検では、車の異変に気づくところまでできれば十分です。
液漏れや警告灯、ブレーキの違和感などを見つけても、原因まで自分で特定する必要はありません。
- 01 駐車場所に液体のシミが残っている
- 02 メーター内に警告灯が点灯している
- 03 ブレーキの踏み心地が普段と違う
- 04 タイヤに深い傷や膨らみが見つかった
- 05 エンジンや車体の下から聞き慣れない音がする
同じ症状でも、車種や年式、走行距離によって考えられる原因は変わります。
「まだ走れるから大丈夫」と自己判断せず、気になる状態が続くときは整備工場へ相談してください。
その際は、症状が出たタイミングや走行中・停車中などの状況も伝えておくと、点検する箇所を探る手がかりになります。
日常点検は無理なく続けられるタイミングで行う
自家用車の日常点検は、毎日すべての項目を確認する必要はありません。
車に乗る頻度や走行距離に合わせて、定期的に状態を見ることが大切です。
あまり車に乗らない場合でも、タイヤの空気圧は少しずつ低下し、バッテリーも時間とともに消耗します。
しばらく乗っていなかった車を使う日は、出発前にタイヤや車の下をひと通り確認してください。
寒冷地では、冬を迎える前のチェックも重要になります。
冬タイヤやバッテリー、ワイパー、ウォッシャ液に加えて、融雪剤が使われる時期は下回りやマフラーのサビにも目を向けておくと安心でしょう。
エンジンルームで確認したい5つのポイント

エンジンルームでは、液量や漏れ跡など、目で確認できる部分を中心に見ていきます。
ウォッシャ液や冷却水などの場所は車種によって異なるため、最初は取扱説明書を見ながら確認すれば十分です。
ボンネットを開けるときは平らな場所に駐車してエンジンを停止し、走行直後の熱い部品には触れないよう注意してください。
ウォッシャ液は残量と出方を確認する


ウォッシャ液は、フロントガラスの汚れを落として視界を確保するために使います。
まずはタンク内の残量を確認し、少なくなっていれば車に合ったウォッシャ液を補充しましょう。
補充しても短期間で減る場合は、タンクやホースから漏れている可能性があります。
スイッチを操作しても液が出ないときは、ノズルの詰まりや凍結も考えられるでしょう。
寒冷地では、ウォッシャ液の凍結温度にも注意が必要です。
冬を迎える前に、使用する地域の気温に対応した商品か確認しておくと安心です。
以下のウォッシャ液は冬季の気温でも凍結せず安心してご使用いただけます。
冷却水は液面と漏れのサインを見る

冷却水は、エンジンが高温になりすぎるのを防ぐ役割があります。
多くの車では、リザーバータンクの外側から液量を確認可能です。
エンジンが冷えている状態で、液面が指定された範囲に収まっているか見てください。
以前より明らかに減っている場合や、下限を大きく下回っているときは、漏れが起きている可能性もあります。
- 車の下に色の付いた液体が落ちている
- エンジンルームから甘いようなにおいがする
- 水温警告灯が点灯している
- 冷却水を補充しても再び減る
- エンジンルームから湯気が出ている
高温の冷却水や蒸気が噴き出すおそれがあるため、液量の減りが大きいときは無理に作業せず整備工場へ相談してください。
リザーバータンクの量が減った場合は車両にあったクーラントを補充しましょう。
エンジンオイルは量と漏れ跡をチェックする


エンジンオイルは、内部の部品を滑らかに動かし、摩耗や焼き付きを防いでいます。
オイルレベルゲージに付着したオイルの位置から量を確認可能です。
測り方は車種によって異なるため、平らな場所に駐車する、エンジン停止後に時間を置くなど、取扱説明書に記載された手順に従いましょう。
日常点検では、オイルの量だけでなく、周辺や駐車場所に漏れた跡がないかを見ることも大切です。
- 駐車場所に黒色や茶色のシミがある
- エンジンルーム内に湿った部分がある
- オイル警告灯が点灯している
- 焦げたようなにおいがする
- オイル交換後から減りが早い
オイルが減っていても、種類を確認せずに継ぎ足すのは避けてください。
粘度や規格は車ごとに指定されています。漏れや異常な消費が疑われる場合は、補充だけで済ませず原因を確認してもらいましょう。
エンジンオイルがレベルゲージに付かないくらい減っている場合は、走行前にオイルを補充してください。
ブレーキオイルの減りは自己判断で済ませない


ブレーキオイルは、ブレーキペダルを踏んだ力を各車輪へ伝えるために使われています。
日常点検では、リザーバータンクの液面が基準内にあるか、周囲ににじみや漏れ跡がないかを確認しましょう。
ブレーキパッドの摩耗によって液面が下がることもありますが、配管や部品から漏れているケースも考えられます。
液量が急に減った、ブレーキの踏み心地まで変わったといった場合は、液を足して様子を見るのではなく整備工場へ連絡してください。
ブレーキに関わる異変は安全性に直結するため、判断に迷う段階で相談して構いません。
バッテリーは始動時の変化も手がかりになる

バッテリーには、液量を確認できるタイプと、補水を必要としないメンテナンスフリータイプがあります。
種類が分からない場合は、ふたやキャップを無理に開けず、本体の表示や取扱説明書から点検方法を確認しましょう。
バッテリーの状態は、見た目だけでなくエンジンをかけるときの変化にも表れます。
- エンジンをかけるときの音が弱い
- 始動までに以前より時間がかかる
- ヘッドライトが暗く感じる
- パワーウインドウの動きが遅い
- バッテリー端子の周辺に白い粉が付いている
気温が下がると、バッテリーは本来の性能を発揮しにくくなります。
秋までは問題なく使えていた車でも、真冬の朝に急にエンジンがかからなくなるケースは珍しくありません。
数年間同じバッテリーを使っている場合や、始動時に違和感があるときは、冬を迎える前に電圧や劣化状態を点検してもらうと安心です。
ご自身でバッテリーを交換する場合はボディアースを確認した上で端子を外すようにしてください。
多くの場合はボディアースはマイナスなので、マイナス端子から外し、プラス端子を外しましょう。
外したプラス端子はウェスなどで養生し、エンジンルームの金属類に触れないようにすると安心です。
車の周りを一周してタイヤやランプを見る

車の周りを一周すると、タイヤやランプ、車体の下など、運転席からは分からない変化を確認できます。
長距離運転の前や数日ぶりに車へ乗る日は、出発前にひと通り見ておくとよいでしょう。
難しい作業は必要ないので、普段と違う部分がないかを確認してください。
タイヤは空気圧と見た目の変化を確認する

タイヤを見るときは、空気圧だけでなく、傷やひび割れ、膨らみがないかも確認します。
まずは車を正面や横から見て、一本だけ大きくつぶれていないか確かめましょう。
わずかな空気圧の低下は見た目だけでは分かりにくいため、エアゲージやガソリンスタンドの設備で測る方法が確実です。
適正空気圧は、運転席側のドア付近に貼られたラベルや取扱説明書で確認できます。
あわせて、側面や接地面に深い傷、ひび割れ、こぶのような膨らみがないかも見ておきましょう。
とくに側面が膨らんでいる場合は内部が損傷している可能性があり、そのまま走行すると破裂につながるおそれがあります。
- タイヤの側面がこぶのように膨らんでいる
- 内部のコードが見えるほど深い傷がある
- 大きなひび割れが複数見つかる
- 釘や金属片などの異物が刺さっている
- 一部分だけ極端にすり減っている
空気を入れても短期間で再び減るときは、釘などの異物やバルブ周辺から空気が漏れている可能性もあります。
縁石へ強く接触したあとや道路の穴を通過した際も、タイヤとホイールに異常がないか確認してください。
ハンドルが取られる、車体が振動する、一定の間隔で音が出るといった症状があれば、外から見えない部分に不具合が起きていることも考えられます。
タイヤの溝は内側・中央・外側を見比べる

タイヤの溝を確認するときは、一部分だけでなく、内側・中央・外側を見比べてください。
片側だけ減っている場合は、空気圧や足回り、アライメントなどが影響している可能性も。
使用限度に達していなくても、溝が浅くなるほど雨天時の性能は低下します。
水たまりを通った際にハンドルが不安定になるなどの変化があれば、早めの交換を検討しましょう。
冬タイヤは、溝の深さだけで状態を判断できません。
ゴムの硬化やひび割れ、使用年数も交換時期を考える材料になります。
ランプは点灯とレンズの状態を確認する


ヘッドライトやウインカー、テールランプ、ブレーキランプは、周囲へ車の動きを伝える大切な装備です。
各ランプを操作し、左右とも正常に点灯するか確認しましょう。
ブレーキランプは運転席から見えにくいため、壁やシャッターへの反射を利用する方法があります。
家族や同乗者がいるときは、後方から見てもらうとより確実です。
雪道を走ったあとは、リアランプが雪や泥で隠れている場合があります。
給油や休憩のタイミングで、車の後ろ側まで確認しておくとよいでしょう。
ウインカーの点滅が急に速くなったときは、電球切れなどが起きている可能性もあります。
車を動かしたあとは地面も見る

駐車していた場所に液体の跡が残っていないか、車を動かしたあとに地面を確認します。
透明な水だけであれば、エアコンから排出された水の場合もあるでしょう。
一方で、色が付いている、油のようにべたつく、強いにおいがするといった液体には注意が必要です。
種類まで自分で判断する必要はありません。
色や量、落ちていた位置を写真に残しておくと、整備工場へ相談するときの手がかりになります。
金属片や樹脂部品が落ちていた場合も、車から外れたものかもしれません。
無理に車体の下へ入り込まず、安全な位置から確認してください。
マフラーはサビと音の変化に注意する

車の下回りは、日常点検だけでは細かい部分まで確認しにくい場所です。
ジャッキだけで車体を持ち上げ、その下へ入るのは危険なので避けてください。
普段は、見える範囲のサビや走行中の音から変化を探せば十分です。
マフラー周辺のサビが広がっている、排気音が以前より大きい、車体の下からカラカラと音がするといった場合は、腐食や部品の緩みが考えられます。
とくに雪の多い地域では、道路に散布された融雪剤が下回りへ付着しやすい環境です。
冬の走行後は、洗車やタイヤ交換の機会にマフラーや下回りも確認してもらうと安心でしょう。
サビが気になる方は、下回り防錆が必要な車の判断目安も参考にしてください。
北海道・札幌では冬前の点検を早めに進める

北海道の冬は、低温や積雪、路面凍結、融雪剤などが車に大きな負担をかけます。
秋まで問題なく走れていた車でも、気温が下がるとバッテリーやウォッシャ液、冬タイヤなどに不調が表れることがあります。
本格的に雪が降る前に、タイヤ交換とあわせて冬に影響を受けやすい部分も確認しておきましょう。
バッテリーは始動時の変化を確認する
気温が下がると、バッテリーは本来の性能を発揮しにくくなります。
劣化が進んでいる場合は、秋まで問題なく使えていても、真冬の朝にエンジンがかかりにくくなることがあります。
- エンジンをかけるときの音が弱い
- 始動までに以前より時間がかかる
- 数日乗らないとエンジンがかかりにくい
- ライトや室内灯が暗く感じる
- バッテリーを数年間交換していない
バッテリーの状態は、外観だけでは判断できません。
電圧が保たれていても、エンジンを始動するための力が低下している場合があります。
数年間交換していない車や近距離走行が多い車は、タイヤ交換やオイル交換の際に状態を点検してもらうと安心です。
冬タイヤは溝・硬さ・ひび割れを見る
冬タイヤは、溝が残っているだけで十分とは限りません。
ゴムの状態やひび割れ、偏摩耗なども確認し、使用年数とあわせて判断することが大切です。
保管していた冬タイヤを装着する前に、溝だけでなく表面や側面の状態も確認してください。
自分で判断しにくい場合は、装着前にタイヤ販売店や整備工場で見てもらう方法があります。
交換後は空気圧も確認しておきましょう。夏タイヤとサイズが異なる場合は、指定される空気圧が変わることもあります。
走り始めてからハンドルの振れや車体の振動を感じた際は、そのまま走行を続けず取り付け状態を確認してもらってください。
ワイパーとウォッシャ液は雪が降る前に準備する
冬は雪や泥でフロントガラスが汚れやすく、ワイパーとウォッシャ液を使う機会が増えます。
ワイパーブレードのゴムが傷んでいると拭き残しが出やすくなり、夜間や吹雪では視界にも影響します。
冬用ワイパーを使用する場合は、本格的な降雪前に交換しておくとよいでしょう。
ウォッシャ液も、使用する地域の気温に対応した凍結温度か確認が必要です。
水で薄めすぎたものや寒冷地向けではない製品が残っていると、タンクやホース内で凍るおそれがあります。
希釈割合や対応温度は商品によって異なるため、使用前に表示を確認してください。
タイヤ交換後は音や振動にも注意する
冬タイヤへ交換したあとは、空気圧だけでなく走行中の変化にも注意します。
ハンドルが細かく揺れる、速度を上げると車体が振動する、タイヤ付近から規則的な音が聞こえる場合は、取り付け状態やホイールバランスなどに問題があるかもしれません。
ホイールナットは、緩すぎても締めすぎてもトラブルにつながります。
車種やホイールに指定されたトルクで締め付け、自分で交換した場合は走行後の確認方法も取扱説明書やホイールメーカーの案内に従ってください。
異音や振動が続くときは無理に走らず、安全な場所へ停車したうえで整備工場やロードサービスへ相談しましょう。
日常点検で異変を見つけたときの対処法

日常点検で異変に気づいたら、まずはそのまま走行してよい状態かを考えます。
ブレーキやタイヤ、警告灯など安全に関わる症状がある場合は、無理に自走せず整備工場やロードサービスへ相談してください。
連絡するときは、症状そのものだけでなく、いつ・どのような場面で起きたのかを伝えることも大切です。
そのまま走行しないほうがよい症状
車が動く状態でも、走行を続けてよいとは限りません。
次のような症状がある場合は、近くの整備工場まで無理に走ろうとせず、まず連絡してください。
走行を続けることで故障が広がったり、途中で動けなくなったりする場合があります。
現在地と車の状態を伝え、自走できるか、レッカーが必要かも含めて確認してもらいましょう。
警告灯が点いたら色とマークを確認する
メーター内に警告灯が点いたときは、色とマークを確認してください。
警告灯の意味や必要な対応は車種によって異なるため、取扱説明書を確認しましょう。
表示を消すためにバッテリー端子を外したり、故障コードを自己判断で消去したりすると、点検に必要な情報まで消える場合があります。
原因が分からないときは表示をそのまま残し、整備工場へ相談してください。
車の日常点検チェックリスト

ここまで紹介した内容のなかから、普段の点検で確認しやすいポイントをまとめました。
毎回すべてを見る必要はありません。
洗車や給油、長距離運転の前などに、確認できるところから車の状態を見てみましょう。
チェックするときは、故障しているかどうかを判断するのではなく、「いつもと違うところがないか」を見ることが大切です。
気になる変化を見つけた場合は、写真や症状が出た状況を残して整備工場へ相談してください。
車の日常点検に関するよくある質問(Q&A)

- 車の日常点検は毎日必要ですか?
-
自家用車の場合、毎日すべての項目を細かく確認する必要はありません。
走行距離や使用状況に応じて、適切な時期に行います。
月に一度、長距離運転の前、洗車時、タイヤ交換時など、確認する日を決めておくと続けやすくなります。
ただし、長期間使っていなかった車へ乗るときや、普段とは異なる音やにおいを感じた場合は、予定日に関係なく状態を見てください。
- 車検を受けていれば日常点検はしなくてもよいですか?
-
車検を受けたあとも、日常点検は必要です。
車検では、検査を受けた時点で保安基準に適合しているかを確認します。その後に起きるランプ切れやタイヤの空気圧低下、バッテリーの劣化まで保証するものではありません。
車検と定期点検、日常点検は、それぞれ役割が異なります。普段の変化を早く見つけるためにも、自分で見られる範囲を定期的に確かめましょう。
- ボンネットを開けるのが不安な場合はどうすればよいですか?
-
最初は、車の周りと運転席で確認できる項目から始めても問題ありません。
タイヤの見た目、ランプの点灯、ワイパーの拭き取り、エンジンのかかり具合などは、ボンネットを開けなくても確認できます。
エンジンルームを見る際は、取扱説明書でボンネットの開け方や各タンクの位置を確認してください。分からないキャップを開けたり、熱い部品へ触れたりする必要はありません。
点検方法に不安がある場合は、整備工場で見方を教えてもらう方法もあります。
- 液量が少ないときは自分で補充してもよいですか?
-
ウォッシャ液は比較的補充しやすいものの、商品ごとの使用方法や対応温度を確かめる必要があります。
冷却水、エンジンオイル、ブレーキオイルについては、車種ごとに種類や規格が定められています。著しく減っている場合は、漏れや部品の摩耗が関係しているかもしれません。
液体を足すだけで済ませると、不具合の発見が遅れるおそれもあります。減り方が早い、漏れ跡がある、警告灯が点いたといった場合は、補充する前に整備工場へ相談してください。
- 警告灯が点いても車が走れるなら問題ありませんか?
-
車が動いていても、安全に走り続けられるとは限りません。
警告灯には、すぐに停車が必要なものと、早めの点検を促すものがあります。一般的に赤色は緊急性が高い傾向にありますが、正確な意味は車種によって異なります。
点灯したマークを取扱説明書で確認し、判断できない場合は整備工場へ連絡しましょう。エンジンを何度もかけ直して表示を消そうとせず、メーターの写真を残しておくと相談時に役立ちます。
- タイヤの空気圧は見た目だけで判断できますか?
-
大きく空気が抜けているタイヤは、見た目でも気づける場合があります。一方で、少しずつ低下している状態を目視だけで判断するのは困難です。
エアゲージやガソリンスタンドの設備を使い、数値で確認してください。適正空気圧は、運転席側のドア付近にあるラベルや取扱説明書に記載されています。
空気を入れても短期間で減る場合は、タイヤやバルブから漏れている可能性があります。補充を繰り返さず、早めに状態を見てもらいましょう。
- 異音が出たり消えたりする場合も相談できますか?
-
相談できます。
異音は、気温や速度、ハンドルの向き、路面状況によって出たり消えたりすることがあります。整備工場へ持ち込んだ際に音が再現しないケースも少なくありません。
どのような場面で聞こえたのかをメモし、安全に記録できる場合は音や動画を残してください。
「朝だけ出る」「右へ曲がると聞こえる」「段差を越えたあとから始まった」といった情報も、原因を探る手がかりになります。
まとめ

車の日常点検で大切なのは、故障の原因を自分で判断することではなく、「いつもと違う変化」に気づくことです。
タイヤやランプ、液量、エンジン音など、目で見たり音を聞いたりできる範囲を定期的に確認するだけでも、異変の早期発見につながります。
すべてを一度に覚えようとせず、月に一度や長距離運転の前、タイヤ交換のタイミングなどから無理なく続けていきましょう。
液漏れや警告灯、ブレーキの違和感、タイヤの膨らみなどが見つかった場合は、無理に走行を続けない判断も重要です。
気になる症状があれば、写真や発生した状況を残したうえで整備工場へ相談してください。
ガレージレッドラインでは、日常点検で見つかった不調をはじめ、修理・メンテナンス・板金塗装・4WDカスタムまで幅広くご相談いただけます。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案可能です。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

