
2026年7月12日に開催したTRY-X(トライクロス)北海道大会には、Aクラス28台、Bクラス23台の合計51台が参加しました。
Aクラスの出場対象はジムニーおよび軽自動車です。
北海道大会ではAクラスの28台すべてがジムニー、Bクラスにはランドクルーザー、150プラド、ラングラー、チェロキーが出場しました。
当日はA・B両クラスの車両が入り混じり、走行順に1台ずつ同じセクションへ入ります。
ホイールベース、ドア数、ボディ形状によって、マーカーへ入る角度や後輪の通し方が変わるところも見どころです。
本記事では、A・Bクラスの対象車両と、北海道大会で実際に走った車種を紹介します。
※競技情報は2026年7月24日時点の内容です。個別車両の参加可否とクラスは、申込前に[TRY-X公式]をご確認ください。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
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監修者
(株)STAY GOLD:Garage Red Line 代表 久保田 将平

Garage Red Line創業者。幼少期から車に親しみ、板金・カスタムの現場で技術を磨く。
2018年に独立し、現在は自社で多様なカスタム・整備に対応。TRY-XやXCT-Dualをはじめとしたレース・クロカン優勝経験を活かし、実践的な知識で監修を担当。
現在もドライバーとして活動している。
久保田 将平
この記事を書いた人
Garage RedLine Style 編集部

Garage RedLine Style 編集部は、4WD・旧車・カスタムカーを中心に、車両整備やパーツ、イベント、北海道ならではのカーライフ情報を発信する編集チームです。
実際の整備現場やイベント運営の視点をもとに、読者が安心して車を楽しめる情報をお届けします。
Garage RedLine Style 編集部
TRY-X(トライクロス)参加車両はA・Bクラスで区分される

2026年のTRY-XはA・Bの2クラス制です。
Bクラスでは、車体サイズやボディ形状に応じてハンディキャップが設定されます。
ランクルだけを見ても、71・73・46・60・76・77・44・250に70ショートと、年代もボディ形状も異なる車両が出場しています。
同じ系統の中でも車体の長さやホイールベースが異なり、ラインの取り方にそれぞれの個性が表れます。
観戦では速さに加えて、ショート車が一度で向きを変える場面や、4ドア車が豪快に後輪をマーカーへ運ぶ動きにも注目してみてください。
車体の違いが、そのままドライバーの選ぶラインに表れます。
TRY-Xの得点方法やバックの減点、SSの仕組みは以下の記事で詳しく紹介しています。
TRY-X(トライクロス)のA・Bクラスとハンディキャップの仕組み

TRY-Xでは、参加車両をA・Bクラスに分け、車体サイズやボディ形状の違いを競技結果へ反映しています。
2026年はA・Bの2クラス制を採用。BクラスはさらにS・M・L・SLへ区分され、車両の特徴に応じたハンディキャップが設定されました。
クラス分けを知っておくと、結果表に記載された補正点の意味も理解しやすくなります。
車両ごとのラインの選び方や、ドライバーがどこで得点を狙ったのかにも注目できるでしょう。
Aクラスの対象はジムニーおよび軽自動車
2026年のAクラスは、ジムニーおよび軽自動車が対象です。
北海道大会では、Aクラスに出場した28台すべてがジムニーでした。
同じ車種でも、マーカーへ入る角度やアクセルを踏む位置、バックを使うタイミングは選手ごとに異なります。
ポイントを取ったあと、次のマーカーへどう車体を向けるかにも個性が表れました。
一つひとつの判断が、各セクションの得点やSSタイムにつながります。
Aクラスの対象車両は、年度によって変更される場合があります。
参加を検討する際は、出場する年の案内を確認してください。
Bクラスは車体サイズの差をハンディキャップで調整
Bクラスでは、車体サイズやボディ形状を基準にS・M・L・SLへ分け、競技後の合計得点へハンディキャップを加えます。
2026年の車両区分と補正点は、次のとおりです。
| 区分 | 代表例・車体区分 | ハンディキャップ |
|---|---|---|
| B/S | 三菱ジープ | -1点 |
| B/M | ラングラーTJ、ラングラーJK 2ドア、ランクル40ショート、ランクル70ショート | 0点 |
| B/L | 2ドア車 | +1点 |
| B/SL | 4ドア車 | +2点 |
※表は横にスクロールできます。
ハンディキャップは、各セクションで獲得したポイントの合計へ加算または減算される補正点です。
車体が長い4WDは、狭いターンで向きを変えられる場所が限られます。
前輪がマーカーを通過しても、内側の後輪や腹下まで抜けられるとは限りません。
一方、ショート車は小回りを生かしやすい反面、ポイントを取った直後に次の進行方向を作れるかが重要です。
TRY-Xでは、こうした車体サイズやボディ形状の違いをクラス区分とハンディキャップへ反映しています。
結果表を見る際は、獲得ポイントだけでなく、車両区分と補正点もあわせて確認してみてください。
Aクラスの対象車両は開催年の規定で決まる

RY-XのAクラスに出場できる車両は、年度ごとのレギュレーションで定められています。
過去に参加した実績がある車種でも、現在の規定では対象外となる可能性も。
エントリー前には、参加する年のクラス分けと車両条件を確認してください。
2016年はジープ50系もAクラスの対象
2016年のTRY-Xでは、Aクラスにあたる区分を「ショート」とし、ジムニーSJ・JA・JBのほか、ジープ50系も対象に含めていました。
年度ごとの違いは、次のとおりです。
- 2016年公式要項:ジムニーSJ・JA・JB、ジープ50系
- 2026年:ジムニーおよび軽自動車
- 2026年北海道大会結果:Aクラス28台すべてジムニー
過去の出場車両は参考になりますが、現在のクラスを判断する基準にはできません。
申込時は、必ず該当年の公式案内を参照しましょう。
愛車の区分に迷ったらTRY-X公式へ確認
同じ車種であっても、ボディ形状やドア数、改造内容によって区分が変わる場合があります。
判断が難しいときは、車両情報をそろえてTRY-X公式へ確認するのが確実です。
問い合わせをおすすめしたいのは、次のようなケース。
- A・Bどちらに入るかわからない
- 公式の車種例に愛車が載っていない
- 同じ車名にショートとロングがある
- ドア数やボディ形状が一般的な仕様と異なる
- 足回り、ボディ、ロールケージを変更している
- 登録状態や必要な安全装備に不明点がある
問い合わせる際は、車種名だけでなく、型式、年式、ドア数、ボディ形状、主な改造内容まで伝えると、回答がスムーズに得られるでしょう。
ランクルやラングラーなど北海道大会を走ったBクラスの23台

2026年7月12日に開催された「TRY-X北海道大会 GARAGE REDLINE CUP」には、Aクラス28名、Bクラス23名の合計51名が参戦しました。
Bクラスには、車体サイズやボディ形状の異なる23台がエントリー。
ランドクルーザー系を中心に、150プラド、ラングラー系、チェロキーなど、多彩な4WDがそろいました。
年代も特徴も異なる車両が同じ大会で走る光景は、Bクラスならではです。
| 車両系統 | 台数 |
|---|---|
| ランドクルーザー系 | 13台 |
| 150プラド | 1台 |
| ラングラー系 | 8台 |
| チェロキー | 1台 |
| 合計 | 23台 |
全選手の車種、各セクションの得点、SSタイムは、「TRY-X 北海道大会GARAGE REDLINE CUP 結果発表!」で公開しています。
9型式・13台のランクルが北海道のコースに挑戦

ランドクルーザー系は9型式・13台。
さらに150プラド1台が加わり、ショートから4ドアまで異なるボディ形状の車両が北海道の特設コースを走行しました。
| 車種 | 台数 | 区分 |
|---|---|---|
| ランクル71 | 1台 | M |
| ランクル73 | 3台 | L |
| ランクル46 | 1台 | L |
| ランクル60 | 1台 | SL |
| ランクル76 | 1台 | SL |
| ランクル77 | 2台 | SL |
| ランクル44 | 1台 | L |
| ランクル250 | 1台 | SL |
| ランクル70ショート | 2台 | M |
| 150プラド | 1台 | SL |
※表は横にスクロールできます。
Bクラスの表彰台は、1位ランクル71、2位ランクル73、3位ランクル46。
M区分の71とL区分の73・46が上位を分け合う結果になりました。
ラングラーは4型式・8台。ボディの違いが区分に表れる

Jeep勢はラングラー系8台とチェロキー1台。
ラングラーだけでもTJ・YJショート・LJ・JK 4ドアがそろい、M・L・SLの3区分へ分かれました。
| 車種 | 台数 | 区分 |
|---|---|---|
| ラングラーTJ | 4台 | M |
| ラングラーYJショート | 1台 | M |
| ラングラーJK 4ドア | 2台 | SL |
| ラングラーLJ | 1台 | L |
| チェロキー | 1台 | SL |
※表は横にスクロールできます。
ショートのTJが小回りを生かす場面もあれば、JK 4ドアが大きな車体を活かす場面など、同じマーカーを狙ってもアプローチが変わります。
全51台のリザルトで、車種ごとの走りを振り返る
北海道大会の結果ページでは、A・Bクラス全51名について次の項目を掲載しています。

総合順位だけでなく、1SCから5SCまでを横に見ていくのもTRY-Xの楽しみ方です。
あるセクションでポイントを伸ばした車両、SSでタイムを縮めた選手、得点を積み上げて順位を上げた走りなどが見えてきます。
会場で観戦した方は、気になった車両を結果ページで探してみてください。
初めてTRY-Xを知った方も、車種とポイントを見比べて楽しんでみてください。
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プロカメラマン「まいまいふぉと」様が撮影した、競技中の迫力あるシーンや会場・参加車両の写真を無料で閲覧・ダウンロードできます。
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参加者の方はもちろん、ご家族や応援に来てくださった方もご覧いただけます。
車種ごとに異なる走行ラインがTRY-Xの見どころ

A・Bクラスの車両は、順不同で同じセクションを走ります。
ジムニーと4ドアのランドクルーザーが同じマーカーを狙っても、選ぶ走行ラインは異なります。
前輪を置く位置、内側の後輪が通る場所、切り返しの回数。
観戦時は車両ごとに異なる走行ラインを見比べられます。
WATCH POINT
同じセクションで見比べたい3つの動き
ショート車は次のマーカーへ車体を向ける速さに注目
ジムニー、ランクル70ショート、ラングラーTJのようなショート車は、狭い場所でも次の進行方向へ切り返しやすい車体です。
注目したいのは、目の前のポイントを取った直後。
左タイヤをマーカーへ寄せながら、次に進みたい方向へ車体を向けられるかで、その後の車両の操作が変わります。
短い車体がくるりと向きを変える瞬間は、ショート車らしさがよく表れる場面です。
- マーカーへ入る角度
- 一度に向きを変えるか、切り返すか
- 前輪で踏むか、後輪で踏むか
- 次のポイントへ車体を向けられているか
急な登りや段差では前後の荷重が大きく動き、足回りとタイヤの使い方が問われます。
ショート車の特徴をどこで得点につなげるかが見どころです。
ロング・4ドア車は車体全体を通すラインに注目
ランクル60・76・77・250、150プラド、ラングラーJK 4ドア、チェロキーは、前輪がマーカーを通過したあとにも注目です。
狙ったラインへ後輪まで通して、初めて車体全体が抜けられるからです。
前だけを見ていると抜けられそうな場所でも、内側の後輪はさらに内側を通ります。
地形の頂点へ腹下を乗せず、前後オーバーハングも当てない車体の置き方が必要です。
- 内側の後輪がどこを通るか
- 腹下が地形の頂点へ乗らないか
- 前後オーバーハングを当てずに抜けられるか
- バックの減点を避けて向きを変えられるか
大きな車体をぎりぎりまでマーカーへ寄せ、バックの減点を抑えながら抜ける姿は、ショート車とは違う迫力です。
勝負を分けるのはラインの組み立て
TRY-Xの勝負は、タイヤ、足回り、車両の状態に加え、ドライバーがどのポイントをどの順番で狙うかも結果を左右します。
- タイヤが地面を捉えているか
- 段差で足が伸び縮みしているか
- 車体が傾いた場面でも前へ進めるか
- 左タイヤをマーカーへ正確に運べるか
- 無理に攻めず得点を残せるか
高いポイントを狙って強気に入り、バックや失格で得点を落とすこともあります。
反対に、車両が無理なく通れるラインを選び、着実にポイントを残すのも一つの勝負運びです。
派手な一場面だけでなく、各セクションの積み上げまで見ると競技がさらに面白くなります。
車体の動きを支える足回りについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
車高を上げる目的と注意点が気になる方は以下の記事も併せてもご覧ください。
愛車でTRY-Xへ出場する前に確認したい車両条件

TRY-Xへ出場する前に確認したいのは、車両の登録・保険、安全装備、クラス区分の3点です。
過去に同じ車種が参加していても、登録状態やボディ形状、改造内容によって条件が異なる場合があります。
出場実績だけで判断せず、参加する年のレギュレーションを基準に確認しましょう。
ENTRY CHECK
申込前に確認する3項目
公道を走行できる4WDと有効な保険が基本条件
2026年の基本条件は、公道を走行できる4輪駆動車で、自賠責保険が有効であることです。
抹消登録車や仮ナンバー車には別途規定が設けられています。
一方、パイプフレーム車などのP車は参加できません。
シートベルトも必要な安全装備の一つです。
オープン車両には4点式以上のロールバーを装着し、6点式が推奨されています。
申込前には、次の項目を確認してください。
- 4輪駆動車であるか
- 登録状態に問題がないか
- 自賠責保険が有効か
- シートベルトを装備しているか
- オープン車両に必要なロールバーが付いているか
- 改造内容が車両規定に適合しているか
過去の大会写真に同じ仕様の車種が写っていても、現在の参加条件を満たしているとは限りません。
必ず該当年の公式案内を参照しましょう
前後の牽引フックと車両状態を事前に点検
TRY-Xでは、スタックやエスケープ時の車両回収に備え、前後の牽引フックが必要です。
フックの有無だけでなく、取り付け位置や固定状態も確認しておきます。
走行前には、次の箇所も点検してください。
- 前後の牽引フック
- タイヤの傷、摩耗、空気圧
- ホイールナットの緩み
- 足回りの取り付け部
- オイルや冷却水の漏れ
- シートベルトとロールバー
普段の走行では問題がなくても、オフロードでは車体へ大きな負荷がかかります。
安全に競技を終えるためにも、足回りやタイヤを含めた事前点検が欠かせません。
クラスに迷ったら、車両情報をそろえてTRY-X公式へ
TRY-X全体のクラス、参加条件、レギュレーションは、TRY-X公式へお問い合わせください。
車種例に愛車が載っていない場合や、ショート・ロングの区分がわかりにくい仕様は、申込前の確認が必要です。
ガレージレッドラインでは、競技へ向けた車両整備や4WDカスタムの相談を受けています。
TRY-X以外の大会への出場予定や趣味のオフロード走行など、ぜひお問い合わせください。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案可能です。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
TRY-Xのよくある質問(Q&A)

- AクラスとBクラスは別々のセクションを走りますか?
-
いいえ。A・Bクラスは車両と結果の区分ですが、走行するセクションは同じです。
両クラスの車両が入り混じって走行順に各セクションへ挑みます。 - TRY-XのAクラスにはどの車両が参加できますか?
-
2026年のAクラスは、ジムニーおよび軽自動車が出場対象です。対象車両は年度によって変わるため、申込前に該当年の案内を確認してください。
- ランドクルーザーでTRY-Xへ参加できますか?
-
はい。2026年北海道大会でBクラスへ出場したのは、ランクル71・73・46・60・76・77・44・250とランクル70ショートです。
ただし、型式とボディ形状によって区分が変わるため、申込前に確認が必要です。 - ラングラーはどのクラスに入りますか?
-
2026年北海道大会では、TJとYJショートがM、LJがL、JK 4ドアがSLでした。
型式とドア数によって区分が変わるため、車両情報を添えてTRY-X公式へ確認してください。 - ノーマルの4WDでも参加できますか?
-
公式規則の車両条件と安全装備を満たしていれば参加可能です。
公道走行、保険、シートベルト、牽引フック、車両状態を確認したうえで、参加可否はTRY-X公式へお問い合わせください。
まとめ

2026年北海道大会では、A・Bクラス合わせて51台が走りました。
Aクラスの出場対象はジムニーおよび軽自動車で、北海道大会の28台はすべてジムニー。
Bクラスはランドクルーザー系、150プラド、ラングラー系、チェロキーの23台でした。
両クラスの車両は入り混じって同じセクションへ入ります。
ホイールベースやボディ形状によって変わるラインを、走行順に見比べられる競技です。
車体が短ければ、狭い場所で次の方向を作りやすい。ロング・4ドア車なら、後輪と腹下まで読みながら大きなボディを通していく。
同じコースに違う答えが生まれるところが、TRY-Xの面白さです。
対象車両は年度によって変わります。
エントリー時は、参加する年の案内を基準にしてください。
愛車でTRY-Xへ出場したい方は、車種、型式、ドア数、主な改造内容をそろえてTRY-X公式へお問い合わせください。
クラスを確認したあと、牽引フック、足回り、タイヤを含む車両側の準備に不安があれば、私たちガレージレッドラインが状態を見ながらサポートします。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
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