
今回紹介するのは、ガレージレッドラインで施工したジムニーJB23のボディマウント周辺の腐食修理です。
下からのぞくと、ボディマウントのまわりには大きな腐食穴が開き、鉄板の端も崩れた状態でした。
そこで傷んだ部分を確認しながら取り除き、残っている形に合わせて鋼板を製作。
溶接でつなぎ直し、取付部周辺を作り直しています。
今回は、施工前から鋼板を入れていく途中、仕上げ後までを写真で追えるようにまとめました。
JB23の下回りに穴を見つけた方や、点検でボディマウント周辺のサビを指摘された方は、相談前の参考としてご覧ください。
Garage Red Line(ガレージレッドライン)では費用感のご相談だけでも承っております。
豊富な知識と経験をもとに専門スタッフがお客様に最適なプランをご提案可能です。
どんなことでも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。
監修者
(株)STAY GOLD:Garage Red Line 代表 久保田 将平

Garage Red Line創業者。幼少期から車に親しみ、板金・カスタムの現場で技術を磨く。
2018年に独立し、現在は自社で多様なカスタム・整備に対応。TRY-XやXCT-Dualをはじめとしたレース・クロカン優勝経験を活かし、実践的な知識で監修を担当。
現在もドライバーとして活動している。
久保田 将平
この記事を書いた人
Garage RedLine Style 編集部

Garage RedLine Style 編集部は、4WD・旧車・カスタムカーを中心に、車両整備やパーツ、イベント、北海道ならではのカーライフ情報を発信する編集チームです。
実際の整備現場やイベント運営の視点をもとに、読者が安心して車を楽しめる情報をお届けします。
Garage RedLine Style 編集部
腐食したボディマウント周辺を、鋼板から作り直しました
まずは、修理前の状態です。
ボディマウントの周囲に穴が広がり、そのまわりの鉄板も大きく傷んでいました。

この状態では、見えている穴だけを小さな板で覆っても、十分な支えになりません。
腐食した部分を取り除き、鋼板をつなげられるところまで状態を確認してから、周囲の形に合わせて新しい鋼板を作ります。
こちらが、同じ箇所の施工後です。

取付部の形を作り直し、溶接部を整えたうえで防錆処理を施しています。
腐食穴を隠したのではなく、ボディマウントを支える周辺ごとの作り直しです。
ボディマウント修理の事例は以下の記事でも紹介しています。

小さく見えるサビも、開いてみるまで分かりません
今回のJB23では、別の取付部周辺にも腐食が見つかりました。
表面にはサビが広がり、端には鉄板が欠けた部分も確認できます。

塗膜や浮いたサビを落としていくと、残せる部分と取り除く部分が見えやすくなります。
下の写真は、表面を整えて腐食の範囲を確認している段階です。

下回りのサビは、外から見える茶色い部分だけでは作業範囲を決められません。
塗膜の下で鉄板が薄くなっていたり、重なった部分に腐食が入り込んでいたりするためです。
傷んだ部分を取り除いたあとに鋼板をつなげられる鉄板がどこまで残っているか。
ここを見極めることで、切り開く範囲や新しく作る鋼板の形が決まります。
残せる鉄板を見極め、形を合わせてつないでいきます
傷んだ部分を取り除いたあとは、残った形に合わせて鋼板を製作します。
平らな板を一枚重ねるのではなく、周囲の凹凸や取付部に合わせて形を作り、位置を確かめながらつないでいく作業です。

近くで見ると、形の異なる鋼板を組み合わせている様子が分かります。
下の写真は、同じ作業箇所を少し離れて見た状態です。

さらに別の取付部では、丸いマウントのまわりを囲むように鋼板を成形し、周辺を作り直しました。

REPAIR FLOW
腐食修理は、残せる鉄板を探すところから始まります
腐食範囲を確認
傷んだ部分を切除
鋼板を製作
位置合わせ・溶接
表面処理・防錆
GARAGE REDLINEの判断基準見えている穴の大きさではなく、腐食を取り除いたあとに溶接できる鉄板がどこまで残るかを見ます。
サビが出た位置や残っている鉄板によって、切り開く範囲も製作する鋼板も変わります。
すでに薄くなった鉄板や腐食穴は、防錆塗装だけで元の形へ戻せません。
板金・溶接が必要な状態かを確認してから、修理方法と仕上げを決めていきます。
車の錆修理全体の流れは、以下の記事にまとめてあります。

修理の費用と期間は、腐食がどこまで広がっているかで変わります
ボディマウント修理の費用と作業期間は、外から見える穴の大きさだけでは決められません。
サビを落としたあとに残る鉄板、フロア側への広がり、過去の補修、周辺部品の状態によって、切り開く範囲と製作する鋼板が変わるためです。
ESTIMATE CHECK
費用と期間を左右する主な項目
| 確認する項目 | 作業が変わる理由 |
|---|---|
| 腐食箇所 | 1か所か複数かで切開・製作範囲が変わります。 |
| 残る鉄板 | 新しい鋼板をつなげられる部分を確認します。 |
| 広がり | フロア側まで製作が必要になる場合があります。 |
| 過去の補修 | 塗膜や補修材を除去した後に状態が分かることがあります。 |
| 仕上げ | 表面処理、防錆、塗装の範囲で工程が変わります。 |
※スマートフォンでは表を左右に動かしてご覧ください。
写真で初期状態を確認することはできます。
ただし、塗膜の下や鉄板が重なった部分までは写真だけで確定できないため、正式な見積もりと作業期間は現車確認後のご案内とさせていただきますのでご了承ください。
他店で「修理できない」と言われても一度ご相談ください
ガレージレッドラインには、別の工場で修理が難しいと言われた後にお問い合わせいただくケースも多々あります。
工場によって設備、引き受ける作業範囲、鋼板製作や溶接への対応は異なるため、車両に修理方法が残っていないと一概に言えるわけではありません。
ただし、ガレージレッドラインでも、腐食の状態によっては作業をお受けできないケースがあります。
相談時には、車種・型式・年式、腐食箇所の写真、点検で指摘された内容を以下のLINEからお知らせください。
24時間以内に専門スタッフからご返信をさせていただきます。
ジムニーJB23のボディマウント修理についてよくあるご質問(Q&A)

- 防錆塗装だけで直せますか?
-
表面にサビが出ている段階と、鉄板が薄くなったり穴が開いたりしている状態では作業が異なります。腐食が進んだ鉄板は塗料だけで元へ戻らないため、板金・溶接が必要かを先に確認します。
- 修理費用と期間はどのくらいですか?
-
腐食箇所の数、周囲に残る鉄板、フロア側への広がり、過去の補修によって変わります。正式な費用と期間は、現車を見て作業範囲を確認してからご案内します。
- 他店で修理できないと言われたJB23も相談できますか?
-
ご相談いただけます。修理が難しいと言われた理由、見積書、点検記録、腐食箇所の写真があればお持ちください。車両の状態によっては、ガレージレッドラインでも作業をお受けできない場合があります。
- 写真だけで修理できるか分かりますか?
-
写真から、腐食の位置や外から見える範囲を確認できます。塗膜の下や内部まで確定することはできないため、正式な対応可否と見積もりには現車確認が必要です。
- 車検でボディマウント周辺のサビを指摘されました
-
指摘された場所と説明内容をお知らせください。車検への適合は車両状態や検査時の確認に左右されるため、写真や記事だけで通過を約束することはできません。
- JB23以外のジムニーも相談できますか?
-
もちろんです。まずは車種、型式、年式と気になる部分をお知らせください。写真または現車を確認し、対応できる方法があるかをご案内します。
JB23のボディマウント修理はガレージレッドラインへ

今回のJB23では、一箇所を覆うだけではなく、腐食した複数の取付部周辺を鋼板から作り直しました。
ボディマウントに穴が大きく開いていても、残っている鉄板と周囲の状態を確認することで、修理方法を検討できる場合があります。
表面へ塗料を重ねる前に、まず現在の状態を見せてください。
他店で修理が難しいと言われた場合も、その説明を含めてご相談いただけます。
ガレージレッドラインで対応できる方法があるか、現車を確認して検討します。
※修理可否、費用、作業期間は、現車の状態を確認したうえでご案内します。

